○ 阪神 10 - 0 中日 ●
<10回戦・甲子園>
大勝した阪神は中日に2連勝。2カードぶりの勝ち越しを決め、残る借金は5つとなった。
阪神打線は初回、6番・糸原の右前適時で先制。2回は5番・大山の左越え2点適時打などで3点を加えた。4回は9番・伊藤将が2点適時打を右前へ運ぶなど一挙4得点。6回は7番・小幡の左前適時打で10-0とし先発全員安打を達成した。
大量援護を受けた先発の伊藤将は雨天のなか粘投。4回まで毎回得点圏に走者を背負ったが最後までホームは踏ませなかった。毎回の9安打を浴びるも8回無失点で4勝目(2敗)。9回は2番手の齋藤がゼロを刻み完封リレーで試合を締めた。
自身3連勝とした伊藤将は「ウメさん(梅野)のリードのおかげでこういうピッチングができたのでよかったです」と女房役に感謝。「ランナー出ても粘り強くゼロで帰ってくることができた」と雨中の粘投を振り返った。
バットでも自らを援護する2点適時打を放ち「すごく良いバッティングができたと思います」と自画自賛。これで甲子園では自身7連勝とし「最高です」と笑顔を見せた。