● 日本ハム 3 － 4 楽天 ○
＜14回戦・エスコンF＞

　楽天は球団記録の11連勝を達成した昨年以来の7連勝。4カード連続の勝ち越しを決め、残る借金は「6」となった。

　楽天打線は1点を追う4回、3番・小郷が2戦連発となる5号ソロを右翼フェンス裏のプルペンへ運び同点。5回はこちらも打撃好調の1番・村林が適時二塁打を左翼線へ運び2－1と逆転した。

　その後、試合を振り出しに戻されたものの、8回は一死二塁で4番・浅村が会心の一撃。パ・リーグ単独トップとなる16号2ランを右中間席へ運び、日本ハム先発・伊藤をマウンドから引きずり落とした。

　先発の荘司は5四球を与えながらも6回途中4安打1失点と粘投。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、7回に3番手の宋が追いつかれ、荘司のプロ2勝目はお預けとなった。再び2点を勝ち越した直後の8回も4番手の酒居が1点を失ったが、1点リードの9回は松井裕がピシャリ。守護神は3年連続7度目となるシーズン20セーブに到達した。