ベロが負傷者リスト入り
現地時間24日、ボストン・レッドソックスはブライアン・ベロ投手(24)が右広背筋の張りにより15日間の負傷者リストに入ることを発表した。
ベロは昨季12勝を挙げた3年目右腕で、開幕前には最長2030年までとなる長期契約を結んだ。今季は開幕投手を務めるなど5試合に先発し、3勝0敗、防御率3.04という成績。現地時間19日のパイレーツ戦では6回を投げ、僅か1安打に封じ無失点。今季3勝目を手にしていた。
ベロに代わってリリーフ右腕のザック・ケリーが今季初昇格。今季は3Aウースターで6試合に登板し、計9回を無失点に抑え、ホールドとセーブを1つずつマークしている。
レッドソックスは今季MLB全体トップのチーム防御率2.60という数字を残し、先発投手に限ると防御率1.80と30球団唯一の1点台を記録。しかし、既に負傷者リストへ入っている先発ローテーション2番手のニック・ピベッタ、3番手のギャレット・ウィットロックに加え、エースのベロが離脱。厳しい台所事情が続いている。なお、MLBロースター40人枠内で負傷者リストに入っておらず、かつ今季マイナーで先発経験がある昇格候補は、残すところ上沢直之のみとなっている。