ニュース 2018.03.09. 16:20

【日高アポロボーイズ】全国レベルの強豪チームの指導方針は「全員が楽しく野球をやること」

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――近年、野球人口の減少が顕著に表れていますが、日高アポロボーイズのグラウンドにはたくさんの子どもたちがいますね。
神奈川県の川崎市や横浜市からわざわざ通ってくる選手もいることはありがたいことです。でも、以前はそこまで人数はいませんでした。そのときに私を含め、チームに関わる人たちで色々と日高アポロボーイズというチームについて見つめ直したんです。外部の人はチームのどのような部分を見ているのかと。もちろん成績も大事ですし、指導の仕方というのにも気を遣うようになりましたね。




――チームの雰囲気はとても明るく、積極的に声を出す選手が多いと思います。技術や体力といったもの以外に選手に求めることは何でしょうか?
指導者に『敬意』を持つことですね。それは即ち、僕らとの信頼関係を築くことです。いくらこちらに強い思いがあっても、彼らに伝わっていなければ敬意は生まれません。熱心な思いというのは指導の根本にあります。それを彼らが受け止め、しっかりと敬意が芽生えることが指導者と選手の信頼関係を築くことで大切だと思いますね。

あとは日高アポロボーイズで野球をやることに『誇り』を持ってほしいです。中学・高校に上がったとき『日高アポロボーイズ出身です!』と胸を張って言えるように。

僕自身ここで育ててもらい、高校では他県の強豪校でプレーを続けることができました。その一つの恩返しとして、今チームに関わっていることを本当に幸せだと感じています。



チームOBでもある金子監督の下、野球を楽しくやることをモットーに日高アポロボーイズは練習に励んでいる。(取材・撮影:児島由亮)

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