気になる主砲の去就は？

　ポスティングシステムを利用したメジャーリーグ移籍を希望しているオリックスの吉田正尚外野手について5日、秋季キャンプが行われている高知市東部野球場を訪ねた福良淳一GMが報道陣の問いかけに応えた。

　福良GMは「まだ何も話してない」と正式な話し合いの場を持っていないことを明かし、「まずは本人の話を聞いてから。まだこれからです」と何の進展もないことを強調。ポスティングの容認についても「聞いてみないとわからない」と話すにとどめた。
 
　吉田正のポスティング移籍が容認されると、球団にとっては2000年オフにマリナーズへ移籍したイチロー氏以来となる22年ぶり2人目。

　オリックスは来季以降も連覇を掲げ黄金時代を構築したいだけに、主砲を簡単には手放せないのも事実だろう。

　今オフのポスティング申請期間は11月1日から12月15日まで。双方による話し合いはギリギリまで続くかもしれない。

取材・文＝どら増田