●　ロッキーズ　0－6　レッドソックス　○
＜現地時間7月23日　クアーズ・フィールド＞

　ボストン・レッドソックスが後半戦初勝利。吉田正尚外野手（31）は「6番・指名打者」で先発出場し、7試合ぶりにマルチ安打を記録した。

　レッドソックスは初回、ラファエル・ディバースの適時二塁打とタイラー・オニールの19号2ランで3点を先制。続く2回表にも2点を加え、3回表にはオニールが2打席連発の20号ソロ。序盤で6点のリードを奪い、試合の主導権を握った。

　吉田は3回表の第2打席、ロッキーズ先発の左腕ブラックのシンカーを鮮やかに流し打ち、左翼線への二塁打を記録。6回表の第4打席では、2番手右腕デービスのシンカーを弾き返し、打球速度108.5マイル（約174.6キロ）の中前安打を放った。

　後半戦開幕から4試合続けて逆転負けを喫していたレッドソックスだが、先発クーパー・クリスウェルが7回無失点の好投。以降2イニングをリリーフ2投手が抑え、完封リレーに成功。連敗を4でストップした。

　この試合の吉田は4打数2安打、1四球、1三振という内容。マルチ安打を含む3出塁を記録し、今季成績は打率.266、OPS.715としている。