現地時間3日、フィラデルフィア・フィリーズがサンフランシスコ・ジャイアンツとのトレード成立を発表。ルイス・アラエス内野手(29)、ケイレブ・キリアン投手(29)を獲得した。
ベネズエラ出身のアラエスは2019年にツインズでMLBデビューし、通算打率.318、1164安打をマーク。2022年からツインズ、マーリンズ、パドレスと異なる3チームで3年連続の首位打者に輝いた。2024年には200安打を放ち、昨季まで2年連続でナ・リーグ最多安打。シルバースラッガー賞も2度獲得した実績を持つ。
今年3月にはベネズエラ代表として同国初のWBC制覇に貢献。今季から単年契約でジャイアンツに加入し、105試合でナ・リーグトップの打率.324、4本塁打、OPS.801の好成績をマーク。自身4度目のオールスターゲーム選出も果たした。
キリアンは2019年のドラフトでジャイアンツに加入し、2022年にカブスでMLBデビュー。今季から古巣に復帰してチーム最多の45試合にリリーフ登板。3勝6敗、同最多の8セーブ、防御率4.26を記録している。
フィリーズはアラエスを今季終了時、キリアンは2031年シーズン終了時まで保有することが可能。対価として球団4位有望株のラモン・マルケス、マーティー・ガイアー両右腕をジャイアンツに放出した。
アラエスはパドレス時代に一塁を主戦場としていたが、今季は二塁手として103試合に出場。「ジ・アスレチック」のマット・ゲルブ記者によると、アラエスの加入に応じて二塁手のブライソン・ストットが三塁、三塁手のアレク・ボームが一塁に移る。正一塁手のブライス・ハーパーは外野でも起用される見通しで、実現すれば2022年以来、同年オフの右肘手術後では初となる。
フィリーズは現在58勝53敗でナショナル・リーグ東地区の2位。ワイルドカード圏内に入っており、5年連続のポストシーズン進出に向けた補強に動いた。