つい先日まで3位争いをしていたDeNAは、首位・阪神と5.5ゲーム差、4位・ヤクルトとのゲーム差を8に広げるなど、気がつけば首位とのゲーム差の方が近くなった。
今季は開幕前にジャクソン、ケイ、バウアーの抜けた439回1/3をどう埋めるか注目が集まった中で、先発候補として獲得したデュプランティエ、コックスはシーズン途中に退団。リリーフ陣も守護神・山﨑康晃が春先は順調にセーブを積み重ねながら、交流戦は不調で苦しみ、勝ちパターンの構築に苦労した。さらに扇の要・山本祐大をトレードでソフトバンクに移籍させるなど、交流戦までは苦しい戦いが強いられた。
流れが変わったのは7月。途中加入したエンカーナシオンが4番に定着すると、打線は勢いを取り戻したかのように猛打をふるう。投手陣も山本祐大とのトレードで加入した尾形崇斗が先発ローテーションに定着。課題だった先発陣はエース・東克樹をはじめ、石田裕太郎、平良拳太郎、尾形、篠木健太郎、深沢鳳介がローテーションで投げるようになり、開幕直後の不安定さが消えた。リリーフ陣もレイノルズを抑えに固定し、安定した戦いができるようになった。
6月は月間4勝15敗だったが、7月は12勝9敗1分、8月は15勝10敗、9月はここまで10勝2敗。最大で15あった借金を完済し貯金生活に突入。8月27日終了時点で借金二桁あったが、この2、3週間で貯金を1まで持ってきたのは見事だ。
3位争いから気がつけばリーグ優勝も見えてきたDeNA。残り13試合でどこまで1位・阪神、2位・巨人に迫れるか楽しみだ。