○　メッツ　7－2　フィリーズ　●
＜現地時間10月8日　シティ・フィールド＞

　ワイルドカード3番手のニューヨーク・メッツが東地区王者フィリーズとの地区シリーズ第3戦に快勝。シリーズ成績を2勝1敗とし、9年ぶりの優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

　約2週間ぶりに本拠地へ帰還したメッツは2回裏、ピート・アロンソが今季ポストシーズン第3号となる右越えソロ本塁打を放って先制。4回裏には、ジェシー・ウィンカーが右翼2階スタンドにソロ本塁打を運び、リードを2点に拡大した。

　今季チームトップ12勝の左腕ショーン・マナイアは6回表、連続四球を与えて無死一、二塁としたが、3番ハーパーを三球三振、4番カステラノスを二直併殺打に仕留めてピンチ脱出。直後の6回裏、今度はメッツが無死満塁とチャンスを迎え、二死の後、スターリング・マルテの2点適時打で貴重な追加点を奪った。

　7回裏には、再び二死満塁のチャンスを作り、ホセ・イグレシアスがダメ押しの2点適時打を放った。先発マナイアはフィリーズ打線を7回まで2安打、無失点に抑え、8回表の先頭打者に安打を許したところで降板。2番手フィル・メイトン、3番手ライン・スタニクの継投でリードを守り抜いた。