守護神ディアスに繋ぐセットアッパーを獲得

　現地時間23日、千賀滉大の所属するニューヨーク・メッツがFAのA・J・ミンター投手（31）との契約合意を発表。契約は2年総額2200万ドルとされ、今季終了後のオプトアウト権が含まれている。

　ミンターは2015年のドラフトでブレーブスに入団し、2017年にMLBデビュー。翌2018年に65登板で12ホールド、15セーブを挙げると、短縮シーズンとなった2020年には22登板で防御率0.83の好成績をマーク。8シーズン通算384登板で114ホールド、防御率3.28を記録し、2018年からの地区6連覇、2021年のワールドシリーズ制覇に貢献した。

　2022年にはキャリア最多となる75試合に登板してナ・リーグ最多の34ホールド、防御率2.06をマーク。翌2023年にも70試合に登板し、21ホールド、10セーブを記録した。しかし、昨季は左股関節の故障により離脱が続き、8月に手術を受けて残り試合を欠場。39登板で5勝4敗9ホールド、防御率2.62という成績だった。

　昨季のメッツはレギュラーシーズンでナ・リーグ9位のリリーフ防御率4.03、ポストシーズンでも同防御率5.56と苦戦。今オフの課題に挙げられていたブルペン補強を同地区ライバル球団からの引き抜きにより実現させた。