高田GM「3番を打ってくれれば」
DeNAは27日、新外国人のエリアン・エレラ選手の入団会見を行った。
エリアンはドミニカ共和国出身で、スイッチヒッターの内野手。今季はオクラホマシティでプレーし、打率.218、10打点の成績を残している。また、メジャーリーグでのプレー経験もあり、昨季はブリュワーズで83試合に出場し、打率.242、7本塁打、33打点という成績だった。
入団会見に同席した高田GMは「筒香、ロペスの前を打つ3番を打てればと思います。守備も非常に上手で、セカンド、サードの起用になるかと思います。また、足も50メートルのタイムを計ったら、ファームで1、2を争うスピードでした」と太鼓判を押す。
高田GMが期待を寄せるエリアンは、日本と野球のアメリカの違いについて広島のルナから情報を集めたという。入団会見では、「チームの勝利に貢献できるように一生懸命やっていければと思います」と挨拶し、自身のセールスポイントについて「常に出塁して、得点を狙うところ」と話した。
覚えた日本語は“センパイ”
また、エリアンは、「年上の方をリスペクトする。尊敬するといったところが頭に残っています」と語り、来日後におぼ会えた日本語に“センパイ”という言葉を挙げた。
日本でプレーするにあたって重要になってくる食べ物については、「食べて美味しかったのはチャーハンとラーメン」と、早くも日本に馴染んでいる様子をうかがわせた。
チームは3、4月出遅れたものの、5月は13勝6敗1分と状態を上げている。さらに勢い付けるためにも、新助っ人・エリアンの活躍に期待がかかる。
エリアン・エレラのプロフィール
ポジション:内野手
出身地:ドミニカ共和国
生年月日:1985年2月1日
身長/体重:180センチ/93キロ
投/打:右/両