ロッテ・石垣元気(撮影=岩下雄太)

 ロッテのドラフト1位・石垣元気(健大高崎高)は5月17日の楽天二軍戦から現在4試合連続無失点中だ。

 5月17日の楽天二軍戦、1-4の6回に登板し1イニングを18球投げ、三者連続三振、155キロ超えは4球、最速は156キロを計測した。この日のストレートはかなり力強かった。現在のストレートについて「だいぶ安定してきているというか、自分の理想のストレートが投げられているので、これを続けていければいいかなと思います」と納得のいく球が投げられている。

 5月5日の取材で「キレと強さはだいぶ出てきたので、あとはスピードが56ぐらいなので、もうちょっとあげられるかなと思うので、そこですかね」と球速に満足していなかったが、現在は「だいぶ安定して150以上投げられているので、今は最速というよりかは維持して威力のあるストレート、伸びのあるストレートを投げられるようにやっています」と明かした。

 気になったのは、6月11日のオイシックス戦。変化球中心でストレートは19球中わずかに6球のみだった。変化球主体の投球になった理由について「まっすぐでいつも通り抑えていこうと思っていたんですけど、試合前のブルペンからカーブの調子が良かったです。あとは(相手打者が)まっすぐ張りだなと思っていたので、裏をかいてカーブを投げたり色々試しながら投げていました」と説明。

 同日のオイシックス戦、4-2の8回一死走者なしで園部佳太に1ボール1ストライクから見逃しを奪ったカーブは非常に良かった。二軍戦初登板から数試合はストレート、スプリット主体の投球だったが、ここ最近の登板ではカウント球にカーブを投げている。

 カーブの位置付けについて、「カーブが良いと、まっすぐが良い傾向があるので、結構大事にしています」と教えてくれた。

 武器であるスプリットは6月11日のオイシックス戦、4-2の8回先頭の比嘉天佑を2ストライクから空振り三振に仕留めたインコーススプリットをはじめ、追い込んでからしっかりと空振りを奪えている。

 「ほとんどの球はスプリットで三振が取れているんですけど、あとはカウント取りで楽に1個ポンと(ストライクが)取れれば、楽になると思うので、そこは今練習している最中です」と、カウント球のスプリットを磨く。

 一軍の本拠地・ZOZOマリンスタジアムでも、5月9日の巨人二軍戦、5月26日の中日二軍戦で登板した。将来一軍でプレーするにあたって、マリン特有の風に慣れていく必要がある。

 マリンの風について「自分が投げた時はあまり風が吹いていなかったので、まだZOZOの風を体験できていないのでわからないですが、いつでもどこでも自分の投球ができるようにやっていきたいと思います」と力強く話した。

 現在はファームで体づくりをしながら実戦経験を積んでいるが、一軍で投げたい思いを当然強く持っている。「1日でも早く一軍の舞台で投げたいと思っているので、しっかりと今はファームで実績を残してから一軍にいって投げたいと思っています。必死で頑張りたいと思います」。いつ一軍から声がかかってもいいように、結果にもこだわっていく。

取材・文=岩下雄太

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岩下雄太

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