- BASEBALL KING
- ヤキュイク
- TOPICS
- ハローキティのTシャツを着た松井秀喜さんらが、小学生女子選手を指導|サンリオベースボールアカデミー in 東京
- TOPICS
ハローキティのTシャツを着た松井秀喜さんらが、小学生女子選手を指導|サンリオベースボールアカデミー in 東京
「サンリオベースボールアカデミー in 東京」が12日、明治神宮外苑室内球技場で行われた。“Play Smile~野球で未来に笑顔を~”をテーマに昨年スタートしたイベントは、5月の横浜に続いて今年2回目の開催。今回は対象を小学生女子に限り、全日本女子野球連盟推薦による東京、埼玉、神奈川の女子野球8チームから、58人の小学生女子選手が参加した。
<プロの技術を間近で体感>
イベント前半で指導にあたったのは、前西武監督の松井稼頭央さん、メッツなどに在籍した五十嵐亮太さん、元巨人監督の高橋由伸さんという豪華な面々。なお、イベント翌日に東京ドームで、イチロー氏率いる『イチロー選抜KOBE CHIBEN』と戦う『高校野球女子選抜』のメンバーがサポートを務めた。
最初のメニュー、キャッチボールでは五十嵐さんが正しいボールの握り方、投げ方を指導。松井さんと高橋さんによるキャッチボールのデモンストレーションも行われ、子ども達はプロの投球や捕球の迫力をを間近で体感。その後は4つのグループに分かれて、参加選手全員が講師陣とキャッチボールを行い、ノックも受けた。
イベントの後半では、元巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんがハローキティのTシャツを着用して登場。各チーム代表者のスイングチェックを行った松井さんは「確実に打つには長くボールを見ることが必要」「打ちに行くときは体が前に突っ込まないようにする」「足をステップしてもバットを持った手はキャッチャー側に残るように」と、子ども達に具体的なアドバイスを送った。

その後は、高橋さんがトスするボールを松井さんが打つデモンストレーション。イベントを見守っていた保護者やチーム関係者たちもスマホを一斉に構えるなか、軟式球が潰れんばかりの打球の連続に感嘆の声があがった。修了式では松井秀喜さんが選手代表に修了証を手渡し、「皆さんの上手になりたいという気持ちが伝わってきました。いい野球人生を送ってください」とエールを送った。

<高校野球女子選抜と子ども達との交流会>

修了式後に囲み取材に応じた高橋由伸さんは、「(野球人口が減っているなかでも)女の子達が野球を選択してくれるというのは、野球界の一つの希望かと思いますし、プロ野球でもジャイアンツには女子チームがある。(女子が野球を)続ける環境を僕らがどんどん作っていけたら」と話し、松井秀喜さんは「ご縁があって、こうやって同じ空間で一緒に(野球が)できて、彼女たちにとって今日の一日が今後のエネルギーになってくれたら嬉しいなと思いますし、それだけでも意味のある一日だったと思います」とこの日のイベントを振り返った。
なお、イベント終了後には杉谷拳士さんが司会を務める高校野球女子選抜のお姉さん達と子ども達との交流会も行われた。これは、小学生女子選手が抱える、次のステージでの競技継続の不安に寄り添うために行われたもの。

女子選抜の選手達からは、野球を始めたきっかけ、強豪高校に入学した経緯や、野球を辞めようと思ったときのこと、壁にぶち当たったときの乗り越え方など、沢山の経験談が話された。子ども達からは「外野の一歩目のスタートを早くするためにはどうしたらいいか?」「どうやったら速いボールが投げられるようになるか」など、技術的な質問があいつぎ、女子選抜の選手達が自身の経験を交えて、丁寧に質問に答えていた。
最後には「仲間のことを大切に、野球を楽しむことを忘れずにこれからも頑張ってください」と、お姉さん達から子ども達へエールが送られた。(取材・写真:永松欣也)
