レンジャーズのダルビッシュ有投手は日本時間の明日4日(現地時間3日)、敵地でのオリオールズ戦に先発登板する。ダルビッシュは今季15試合に登板し、8勝4敗、防御率2.42。今季初の連敗を喫した中で迎えた前回のツインズ戦では8回無失点、被安打4、奪三振10としっかり修正した。オリオールズとはメジャー3年目で初の対戦となる。
ダルビッシュの登板に期待を寄せる一方で、チームの状態はかなり深刻だ。現在4連敗中と低迷の続くレンジャーズ。今季はとにかく主力選手の故障に悩まされている。特に先発投手に故障者が相次いだことは大きな誤算で、規定投球回に達している投手はチームでダルビッシュただ一人。さらに正捕手・ソトまで離脱し、バッテリーが危機的状況の中で、チームの連敗をダルビッシュが止める展開が今季は続いている。そして、明日の登板もダルビッシュが勝利した翌日から始まった連敗を、ダルビッシュが止めるパターン。なかなか良いチーム状態で先発することのないダルビッシュだが、そんな中でチームを救うのもエースの定め。きっちり結果を残して存在感を発揮してほしいところだ。
対するオリオールズの先発は元中日のチェン投手。2012年に日本からアメリカへと活躍の場を移した両投手がメジャーで初めて対戦する。ダルビッシュより1学年上のチェンは中日時代、2009年に最優秀防御率のタイトルを獲得。さらに翌年には13勝を挙げ、チームのリーグ優勝に大きく貢献して名実ともにエースへと成長した。だが、日本での最後のシーズンとなった2011年は、8勝10敗と負け越し。日本で圧倒的な力を誇示していたダルビッシュと比較すると、メジャー挑戦に対する周囲の期待は決して大きくなかった。
しかし、蓋を開けてみるとチェンはルーキーイヤーで12勝をマーク。ア・リーグ最優秀新人賞投票で、16勝を挙げたダルビッシュに次ぐ4位に選出されるなど想像以上の活躍を見せた。昨年は故障で離脱する時期もあったが、最終的にはローテーションに定着。今季は4月に3連勝するなど、チーム最多タイの7勝を挙げ、ア・リーグ東地区2位にいるオリオールズの主力投手として躍動している。
現在4連敗中でア・リーグ西地区4位に沈むレンジャーズ。一方、3連勝でア・リーグ東地区首位まで1ゲーム差迫ったオリオールズ。チームの勢いの差は歴然で、さらにチェン自身はレンジャーズに対して過去3戦全勝と相性が抜群。向かい風だらけのダルビッシュにとっては、絶対エースとして真価の問われる一戦となりそうだ。
ダルビッシュの登板に期待を寄せる一方で、チームの状態はかなり深刻だ。現在4連敗中と低迷の続くレンジャーズ。今季はとにかく主力選手の故障に悩まされている。特に先発投手に故障者が相次いだことは大きな誤算で、規定投球回に達している投手はチームでダルビッシュただ一人。さらに正捕手・ソトまで離脱し、バッテリーが危機的状況の中で、チームの連敗をダルビッシュが止める展開が今季は続いている。そして、明日の登板もダルビッシュが勝利した翌日から始まった連敗を、ダルビッシュが止めるパターン。なかなか良いチーム状態で先発することのないダルビッシュだが、そんな中でチームを救うのもエースの定め。きっちり結果を残して存在感を発揮してほしいところだ。
対するオリオールズの先発は元中日のチェン投手。2012年に日本からアメリカへと活躍の場を移した両投手がメジャーで初めて対戦する。ダルビッシュより1学年上のチェンは中日時代、2009年に最優秀防御率のタイトルを獲得。さらに翌年には13勝を挙げ、チームのリーグ優勝に大きく貢献して名実ともにエースへと成長した。だが、日本での最後のシーズンとなった2011年は、8勝10敗と負け越し。日本で圧倒的な力を誇示していたダルビッシュと比較すると、メジャー挑戦に対する周囲の期待は決して大きくなかった。
しかし、蓋を開けてみるとチェンはルーキーイヤーで12勝をマーク。ア・リーグ最優秀新人賞投票で、16勝を挙げたダルビッシュに次ぐ4位に選出されるなど想像以上の活躍を見せた。昨年は故障で離脱する時期もあったが、最終的にはローテーションに定着。今季は4月に3連勝するなど、チーム最多タイの7勝を挙げ、ア・リーグ東地区2位にいるオリオールズの主力投手として躍動している。
現在4連敗中でア・リーグ西地区4位に沈むレンジャーズ。一方、3連勝でア・リーグ東地区首位まで1ゲーム差迫ったオリオールズ。チームの勢いの差は歴然で、さらにチェン自身はレンジャーズに対して過去3戦全勝と相性が抜群。向かい風だらけのダルビッシュにとっては、絶対エースとして真価の問われる一戦となりそうだ。