○ DeNA 6 － 2 巨人 ●
＜12回戦・横浜＞

　DeNAが前夜のサヨナラ勝ちの勢いそのままに6－2で快勝。6回1失点と好投した先発の山口が、6月15日のソフトバンク戦以来となる今季4勝目を挙げた。

　DeNAは0－0で迎えた2回、一死一塁から、この日スタメン起用された7番多村が先制2ランを放つと、なおも二死二塁から、前日サヨナラ打の1番桑原がタイムリーを放ちこの回3点を先制した。さらに6回、下位打線の連打で一死一、三塁のチャンスを作ると、代打・後藤がタイムリーを放ち4点目。さらに二死から、2番山崎も2点タイムリー二塁打を放ち、理想的な形で追加点を奪った。

　投げては、このところ白星から見放されていた山口が、序盤から安定した投球で6回1失点。好調だった巨人の先発・杉内に投げ勝ち、久々の白星を手にした。

　一方の巨人は、杉内が2回に捕まり先制を許すと、6回にピンチを招いたところで降板。代わってマウンドに上がった2番手の田原もDeNAの勢いを止められず、致命的な3点を失った。打線もDeNA投手陣の前に6安打に封じられ、これでDeNA戦は直近6戦で1勝5敗。通算でも6勝6敗の五分に持ち込まれた。