○ ソフトバンク 6 - 2 楽天 ●
<14回戦・ヤフオクドーム>
今季初登板・初先発となったソフトバンクの大隣憲司が、6回を1失点に抑え、今季初勝利を挙げた。
大隣は左肘手術から復活を目指し、二軍で調整を続けてきた。6月30日の広島との二軍戦では、8回2/3を投げるなどスタミナ面も問題なく、満を持して一軍のマウンドに帰ってきた。この日は、毎回のように走者を背負うピッチングも、4回まで無失点に抑える。
援護したい打線は初回に、4番内川聖一のタイムリーで先制すると、2回には細川亨のタイムリーで2点を奪う。
しかし、2点リードの5回、大隣は先頭の足立祐一にヒットを打たれると、一死後、岡島豪郎に死球を与え、一、二塁のピンチを招く。続く藤田一也にセンター前に運ばれ1点を返された。
それでも、その裏に細川のソロで再びリードを2点に広げる。直後の6回のマウンドに上がった大隣は、牧田明久に四球を与えたが、後続を打ち取り、この回を終えたところで降板。その後、打線が7回に3点を奪い6-2で快勝した。
大隣が復活勝利を挙げたことで、さらに先発の層が厚くなった。ここまで、ソフトバンクの先発陣を見ると、和田毅がリーグトップの9勝(3敗)を挙げ、ここ最近不安定な投球が続く武田翔太が8勝(3敗)、今季一度も負けていない千賀滉大が7勝、9日の楽天戦で勝利投手となった東浜巨が6勝(2敗)をマークする。
リリーフで結果を残し、先発のチャンスを掴んだ岩崎翔も、7日のオリックス戦で2011年以来となる5年ぶりの完封勝利。2試合に先発して、2勝0敗と先発のローテーションに割って入りそうな勢いだ。
そして、10日の楽天戦で復活勝利を挙げた大隣。先発ローテーションは6枚となりそうだが、まだまだ先発候補はいる。疲労により二軍で再調整が続いているバンデンハーク、5年連続二ケタ勝利中も成績不振で二軍調整中の摂津正、今季ここまで8試合に先発して3勝をマークする中田賢一などが、二軍で汗を流している。
とにかくソフトバンクの先発陣は層が厚い。誰かが不調に陥れば、二軍から一軍のローテーションと遜色のない投手を昇格させることができる。大隣の復活したことにより、先発ローテーションの争いはさらに激化していきそうだ。
<14回戦・ヤフオクドーム>
大隣が復活勝利
大隣は左肘手術から復活を目指し、二軍で調整を続けてきた。6月30日の広島との二軍戦では、8回2/3を投げるなどスタミナ面も問題なく、満を持して一軍のマウンドに帰ってきた。この日は、毎回のように走者を背負うピッチングも、4回まで無失点に抑える。
援護したい打線は初回に、4番内川聖一のタイムリーで先制すると、2回には細川亨のタイムリーで2点を奪う。
しかし、2点リードの5回、大隣は先頭の足立祐一にヒットを打たれると、一死後、岡島豪郎に死球を与え、一、二塁のピンチを招く。続く藤田一也にセンター前に運ばれ1点を返された。
それでも、その裏に細川のソロで再びリードを2点に広げる。直後の6回のマウンドに上がった大隣は、牧田明久に四球を与えたが、後続を打ち取り、この回を終えたところで降板。その後、打線が7回に3点を奪い6-2で快勝した。
先発の争いは激化へ
大隣が復活勝利を挙げたことで、さらに先発の層が厚くなった。ここまで、ソフトバンクの先発陣を見ると、和田毅がリーグトップの9勝(3敗)を挙げ、ここ最近不安定な投球が続く武田翔太が8勝(3敗)、今季一度も負けていない千賀滉大が7勝、9日の楽天戦で勝利投手となった東浜巨が6勝(2敗)をマークする。
リリーフで結果を残し、先発のチャンスを掴んだ岩崎翔も、7日のオリックス戦で2011年以来となる5年ぶりの完封勝利。2試合に先発して、2勝0敗と先発のローテーションに割って入りそうな勢いだ。
そして、10日の楽天戦で復活勝利を挙げた大隣。先発ローテーションは6枚となりそうだが、まだまだ先発候補はいる。疲労により二軍で再調整が続いているバンデンハーク、5年連続二ケタ勝利中も成績不振で二軍調整中の摂津正、今季ここまで8試合に先発して3勝をマークする中田賢一などが、二軍で汗を流している。
とにかくソフトバンクの先発陣は層が厚い。誰かが不調に陥れば、二軍から一軍のローテーションと遜色のない投手を昇格させることができる。大隣の復活したことにより、先発ローテーションの争いはさらに激化していきそうだ。