15日、DeNAファンが待ち望んでいたニュースが飛び込んできた。巨人の争奪戦撤退に伴い、ユリエスキ・グリエルのDeNA残留が決定的との報道。おまけに21歳の実弟ユニエルキス・グリエルの入団も濃厚と、まさに盆とお正月状態。98年以来となる悲願の優勝へ、戦力は整った。
しかし、その裏で心配な点もある。NPBにおける外国人枠の問題だ。日本プロフェッショナル野球協約の第1章・第82条の2に記載されている『外国人選手数』の部分を抜粋すると「球団は、任意の数の外国人選手を支配下選手として保有することができる。ただし、出場選
手登録は4名以内に限られ、野手又は投手として同時に登録申請できるのは、それぞれ3名以内とする。」と書かれている。
要するに、一軍に登録できる外国籍選手は4名までで、“投手4:野手0”または“投手0:野手4”という登録は認められていないのだ。よって
9 梶谷
8 桑原
7 筒香
5 グリエル
3 ロペス
4 バルディリス
6 グリエル弟
2 黒羽根
1 投手
このようなオーダーは不可能となる。それでなくとも元々投手では今季9勝をマークしたギジェルモ・モスコーソがおり、なんらかのアクシデントがない限りは来季もローテーションを守って投げるものと見られる。すなわち、この野手4人のうち1人は二軍に落とさなければならない。
となると無理やりセカンドにはめ込んだバルディリスを落としたいところであるが、バルディリスに関して中畑監督はシーズン中に気になる発言を残している。7月、肉離れから一軍復帰を目指していたブランコの話を聞かれた際に、当時は一軍にはモスコーソ、ソト、グリエル、バルディリスと4名の外国籍選手が登録されていた。そこで「バルディリスは契約上の理由で落とせない」という発言を残している。
バルディリスは来季2年契約の2年目を迎えるというところで残留が濃厚。そうなると必然的にグリエルの弟・ユニエルキスが二軍に落ちる形とならざるを得ない。
来年22歳を迎える若者を異国の地に連れて来て、家族と離れ離れにさせるのは気がかりなところ。また、球団的にも「グリエル兄弟」として売り出していきたいという思惑も少なからずあるであろう。その中でたったの4つ、野手に限ると3つしかない外国人枠をどのように活用していくのか。4年目を迎える中畑監督の手腕に注目が集まる。
しかし、その裏で心配な点もある。NPBにおける外国人枠の問題だ。日本プロフェッショナル野球協約の第1章・第82条の2に記載されている『外国人選手数』の部分を抜粋すると「球団は、任意の数の外国人選手を支配下選手として保有することができる。ただし、出場選
手登録は4名以内に限られ、野手又は投手として同時に登録申請できるのは、それぞれ3名以内とする。」と書かれている。
要するに、一軍に登録できる外国籍選手は4名までで、“投手4:野手0”または“投手0:野手4”という登録は認められていないのだ。よって
9 梶谷
8 桑原
7 筒香
5 グリエル
3 ロペス
4 バルディリス
6 グリエル弟
2 黒羽根
1 投手
このようなオーダーは不可能となる。それでなくとも元々投手では今季9勝をマークしたギジェルモ・モスコーソがおり、なんらかのアクシデントがない限りは来季もローテーションを守って投げるものと見られる。すなわち、この野手4人のうち1人は二軍に落とさなければならない。
となると無理やりセカンドにはめ込んだバルディリスを落としたいところであるが、バルディリスに関して中畑監督はシーズン中に気になる発言を残している。7月、肉離れから一軍復帰を目指していたブランコの話を聞かれた際に、当時は一軍にはモスコーソ、ソト、グリエル、バルディリスと4名の外国籍選手が登録されていた。そこで「バルディリスは契約上の理由で落とせない」という発言を残している。
バルディリスは来季2年契約の2年目を迎えるというところで残留が濃厚。そうなると必然的にグリエルの弟・ユニエルキスが二軍に落ちる形とならざるを得ない。
来年22歳を迎える若者を異国の地に連れて来て、家族と離れ離れにさせるのは気がかりなところ。また、球団的にも「グリエル兄弟」として売り出していきたいという思惑も少なからずあるであろう。その中でたったの4つ、野手に限ると3つしかない外国人枠をどのように活用していくのか。4年目を迎える中畑監督の手腕に注目が集まる。