ちょうど1年前、野球界ではなにが起こっていたのかを振り返っていく「1年前の答え合わせ」。年越しを目前に迎え、来季への展望が多く聞かれた2013年12月29日の出来事は以下の通り。
● 上原、張本氏に直接「喝」!
TBS系の特別番組「報道の日2013 サンデーモーニング年末スペシャル」にゲスト出演したレッドソックスの上原浩治が、共演した大先輩の張本勲氏に“喝”!を浴びせた。コーナーの最後に今年1年の番組を振り返ったVTRが放映され、印象に残ったことを聞かれた上原は「金田(正一)さんと張本さんのアメリカに対しての喝ですね」と回答。両氏は特にMLBに対して厳しい意見が多いことで知られるが、上原は「落ちる球を投げとけば打ち取れるという発言に対して、僕は喝です。大御所ですけど言わせていただきます。考えて投げていますから、分かっていただきたい」と笑顔を見せながらも大先輩に“喝”!。現役メジャーリーガーとしてのプライドを見せると、張本氏はなごやかな表情で後輩の発言を見守っていた。
→ 今年も12月21日に『サンデーモーニング』にゲスト出演。しかし、張本氏は都合により欠席。すると「なぜいないのか」といきなりの“喝”!2年続けて大先輩への“喝”!が飛び出した。
● 巨人・ドラ1小林 “相棒”広島・野村との対戦に意欲
「広陵高校野球部・有志の会」が広島市内で行われ、巨人からドラフト1位指名を受けた小林誠司が出席。そこで、かつて高校時代にバッテリーを組み、先にプロ入りを果たしていた広島の野村祐輔と再会を果たした。野村との対戦について聞かれると、「ずっと楽しみにしていた。プロという最高の舞台で対戦が実現できるように、僕がしっかりやっていきたい」とコメント。これには野村も「楽しみですね。でも相当、彼も試合に出るのが難しい。日本を代表する捕手(阿部)がいますから。でも1軍に2人がいる以上は可能性がある」とエールを送り、小林との対戦を熱望した。
→ 阿部慎之助という高い壁がある中で1年目から63試合に出場も、野村との対戦は実現せず。来季から阿部が一塁にコンバートされ、FAで新加入の相川亮二とのポジション争いになる。レギュラー奪取と、野村との対戦を実現させることができるだろうか。
● オリックス新加入のヘルマン 二塁を直訴?
西武からオリックスへ移籍が決定したエステバン・ヘルマンが、球団にセカンドを直訴していたことが判明。契約を結んだ際に、球団からは本人にサードでの起用を示唆したものの、「三塁はバルディリスがいるんだろ。おれは二塁もできるから、やらせてくれ」と自ら希望したという。オリックスはセカンドの補強がオフの課題でもあったが、「すごいやる気だった。まさかとは思うが…」と自信満々のヘルマンに押され気味。森脇監督の起用法に注目が集まる。
→ 結局サードのバルディリスがDeNAに移り、サードのポジションに収まったヘルマン。出場した141試合すべてでサードの守備に就き、セカンドでの出場はならなかった。来季は日本ハムからFA移籍した小谷野栄一や、アメリカ帰りの中島裕之など、ライバルが多数。2年越しのセカンド起用は実現するのだろうか。
● ロッテの秘密兵器は1番センター・加藤!
ロッテ・伊東勤監督が、プロ2年目を迎える加藤翔平を、“1番センター”に指名。デビュー戦となった5月12日の楽天戦で、史上初となる、プロ初打席初球本塁打をマークした“持ってる男”を、9年ぶりVの秘密兵器に挙げた。加藤について「1年経験してたくましくなったし、タイプ的には1番。スイッチだから投手が代わっても使える」と伊東監督。岡田幸文や荻野貴司、角中勝也、清田育弘といった屈指の厚さを誇る外野陣の中で、競争に勝ち抜くことができるだろうか。
→ 開幕こそスタメンから外れるも、5試合目の4月2日の西武戦で“1番センター”でスタメン出場。ところが固定されるまでには至らず、結局98試合の出場で、1番での起用も32試合に留まった。変わらず厳しいスタメン争いが待ち受けているが、3年目の2015シーズンに飛躍を遂げることはできるだろうか。
● 上原、張本氏に直接「喝」!
TBS系の特別番組「報道の日2013 サンデーモーニング年末スペシャル」にゲスト出演したレッドソックスの上原浩治が、共演した大先輩の張本勲氏に“喝”!を浴びせた。コーナーの最後に今年1年の番組を振り返ったVTRが放映され、印象に残ったことを聞かれた上原は「金田(正一)さんと張本さんのアメリカに対しての喝ですね」と回答。両氏は特にMLBに対して厳しい意見が多いことで知られるが、上原は「落ちる球を投げとけば打ち取れるという発言に対して、僕は喝です。大御所ですけど言わせていただきます。考えて投げていますから、分かっていただきたい」と笑顔を見せながらも大先輩に“喝”!。現役メジャーリーガーとしてのプライドを見せると、張本氏はなごやかな表情で後輩の発言を見守っていた。
→ 今年も12月21日に『サンデーモーニング』にゲスト出演。しかし、張本氏は都合により欠席。すると「なぜいないのか」といきなりの“喝”!2年続けて大先輩への“喝”!が飛び出した。
● 巨人・ドラ1小林 “相棒”広島・野村との対戦に意欲
「広陵高校野球部・有志の会」が広島市内で行われ、巨人からドラフト1位指名を受けた小林誠司が出席。そこで、かつて高校時代にバッテリーを組み、先にプロ入りを果たしていた広島の野村祐輔と再会を果たした。野村との対戦について聞かれると、「ずっと楽しみにしていた。プロという最高の舞台で対戦が実現できるように、僕がしっかりやっていきたい」とコメント。これには野村も「楽しみですね。でも相当、彼も試合に出るのが難しい。日本を代表する捕手(阿部)がいますから。でも1軍に2人がいる以上は可能性がある」とエールを送り、小林との対戦を熱望した。
→ 阿部慎之助という高い壁がある中で1年目から63試合に出場も、野村との対戦は実現せず。来季から阿部が一塁にコンバートされ、FAで新加入の相川亮二とのポジション争いになる。レギュラー奪取と、野村との対戦を実現させることができるだろうか。
● オリックス新加入のヘルマン 二塁を直訴?
西武からオリックスへ移籍が決定したエステバン・ヘルマンが、球団にセカンドを直訴していたことが判明。契約を結んだ際に、球団からは本人にサードでの起用を示唆したものの、「三塁はバルディリスがいるんだろ。おれは二塁もできるから、やらせてくれ」と自ら希望したという。オリックスはセカンドの補強がオフの課題でもあったが、「すごいやる気だった。まさかとは思うが…」と自信満々のヘルマンに押され気味。森脇監督の起用法に注目が集まる。
→ 結局サードのバルディリスがDeNAに移り、サードのポジションに収まったヘルマン。出場した141試合すべてでサードの守備に就き、セカンドでの出場はならなかった。来季は日本ハムからFA移籍した小谷野栄一や、アメリカ帰りの中島裕之など、ライバルが多数。2年越しのセカンド起用は実現するのだろうか。
● ロッテの秘密兵器は1番センター・加藤!
ロッテ・伊東勤監督が、プロ2年目を迎える加藤翔平を、“1番センター”に指名。デビュー戦となった5月12日の楽天戦で、史上初となる、プロ初打席初球本塁打をマークした“持ってる男”を、9年ぶりVの秘密兵器に挙げた。加藤について「1年経験してたくましくなったし、タイプ的には1番。スイッチだから投手が代わっても使える」と伊東監督。岡田幸文や荻野貴司、角中勝也、清田育弘といった屈指の厚さを誇る外野陣の中で、競争に勝ち抜くことができるだろうか。
→ 開幕こそスタメンから外れるも、5試合目の4月2日の西武戦で“1番センター”でスタメン出場。ところが固定されるまでには至らず、結局98試合の出場で、1番での起用も32試合に留まった。変わらず厳しいスタメン争いが待ち受けているが、3年目の2015シーズンに飛躍を遂げることはできるだろうか。