○ 巨人 10 － 5 ソフトバンク ●
＜4回戦・東京ドーム＞

　巨人打線が序盤から効果的に得点を重ね10－5で勝利。勝った方が優勝という大一番を制し、2年ぶり2度目の交流戦優勝を果たした。

　巨人は初回、制球の定まらないソフトバンク先発・飯田の立ち上がりを攻め、無死満塁から村田のサードゴロの間に1点を先制。さらにキャッチャー・細川の悪送球の間にも1点を加え、初回から幸先良く2点を先制した。2回にも、2番片岡、3番亀井の連続タイムリーで加点すると、続く村田に9号2ランが飛び出し序盤で7点の大量リードを奪った。

　打線の援護に守られた先発の小山は、力強い真っすぐとフォークを軸にソフトバンク打線を3失点に抑え今季3勝目。原監督もお立ち台で「交流戦での小山の存在が大きかった」と若き右腕の好投を讃えた。

　一方のソフトバンクは、先発の飯田が期待に応えられず2回途中6失点。打線は中盤以降に5点を奪うも、序盤の失点があまりにも重すぎた。