22日のソフトバンク戦に勝利し、2年ぶりの交流戦優勝を果たした巨人。今後はMVPの行方が注目されるが、交流戦での戦いぶりを振り返ると、4完封を挙げた楽天・則本、打率1位を争い、ともに20打点以上をマークしたソフトバンクの柳田と李大浩のように、突出した成績の選手がおらず予想が難しい。
その中で有力と見られているのが、亀井と小山だ。まず、右手骨折で出遅れた亀井と言えば、今季初出場初スタメンとなった5月31日のオリックス戦が真っ先に思い浮かぶ。延長12回、二死走者なしという場面で起死回生の勝ち越し弾を放ちヒーローになった。また6月14日の楽天戦でも、0-0の8回に均衡を破る2点タイムリーを放つなど、交流戦期間だけで4度の殊勲打。さらに終盤は主に3番で起用され、打率.356、3本塁打、10打点と活躍。最後は4試合連続マルチヒットと打ちまくり、交流戦のゴールテープを切った。
印象度では小山も双璧。今季初登板初先発となった5月25日の日本ハム戦から無傷の3勝。優勝が懸かった22日も、交流戦チーム打率.301を誇るソフトバンク打線を6回3失点に抑え勝ち投手になった。小山は交流戦の規定投球回にも達し、6月22日時点の防御率ランキングで、楽天・則本(0.69)、DeNA・山口(0.81)に次ぐ、3位(1.33)にランクインした。
だが、亀井も小山も、交流戦を通して活躍したわけではない。事実、亀井は交流戦の規定打席(74)に4打席及ばずランク外。小山は最後の登板で何とか滑り込んだが、登板した27イニングは、ランキングベスト10投手の中では2番目に少ない数字だ。
ならば、交流戦期間を通して活躍した選手と言えば、真っ先に名前が浮かぶのが村田だ。優勝を決めた試合でも1本塁打4打点と活躍。21日の試合では9回に代打を送られたが、それでも打率.315、3本塁打、18打点と安定した成績で打線を牽引した。また、優勝インタビューのお立ち台で原監督は、片岡の名前を自ら挙げ評価した。打率は.264ながら23安打で4盗塁。交流戦初戦となった西武戦では、古巣に引導を渡す縦横無尽の活躍でチームを勢いづけた。
投手陣では、最終戦で失点するも、12試合に登板し防御率0.71、6ホールドを記録した山口。6月14日の楽天戦で一打サヨナラのピンチを凌ぎ、いつの間にか勝ちパターンに定着した香月と、中継ぎ二人の活躍も見逃せない。
大本命がいないということは、チーム一丸で栄光を掴んだという証でもある。注目の交流戦MVPは、全日程が終了したあとに発表される。
その中で有力と見られているのが、亀井と小山だ。まず、右手骨折で出遅れた亀井と言えば、今季初出場初スタメンとなった5月31日のオリックス戦が真っ先に思い浮かぶ。延長12回、二死走者なしという場面で起死回生の勝ち越し弾を放ちヒーローになった。また6月14日の楽天戦でも、0-0の8回に均衡を破る2点タイムリーを放つなど、交流戦期間だけで4度の殊勲打。さらに終盤は主に3番で起用され、打率.356、3本塁打、10打点と活躍。最後は4試合連続マルチヒットと打ちまくり、交流戦のゴールテープを切った。
印象度では小山も双璧。今季初登板初先発となった5月25日の日本ハム戦から無傷の3勝。優勝が懸かった22日も、交流戦チーム打率.301を誇るソフトバンク打線を6回3失点に抑え勝ち投手になった。小山は交流戦の規定投球回にも達し、6月22日時点の防御率ランキングで、楽天・則本(0.69)、DeNA・山口(0.81)に次ぐ、3位(1.33)にランクインした。
だが、亀井も小山も、交流戦を通して活躍したわけではない。事実、亀井は交流戦の規定打席(74)に4打席及ばずランク外。小山は最後の登板で何とか滑り込んだが、登板した27イニングは、ランキングベスト10投手の中では2番目に少ない数字だ。
ならば、交流戦期間を通して活躍した選手と言えば、真っ先に名前が浮かぶのが村田だ。優勝を決めた試合でも1本塁打4打点と活躍。21日の試合では9回に代打を送られたが、それでも打率.315、3本塁打、18打点と安定した成績で打線を牽引した。また、優勝インタビューのお立ち台で原監督は、片岡の名前を自ら挙げ評価した。打率は.264ながら23安打で4盗塁。交流戦初戦となった西武戦では、古巣に引導を渡す縦横無尽の活躍でチームを勢いづけた。
投手陣では、最終戦で失点するも、12試合に登板し防御率0.71、6ホールドを記録した山口。6月14日の楽天戦で一打サヨナラのピンチを凌ぎ、いつの間にか勝ちパターンに定着した香月と、中継ぎ二人の活躍も見逃せない。
大本命がいないということは、チーム一丸で栄光を掴んだという証でもある。注目の交流戦MVPは、全日程が終了したあとに発表される。