ニュース 2015.06.10. 22:15

広島、西武相手に粘り勝ち 7番降格の田中「記憶にない」1試合6打点

● 西武 4 - 8 広島 ○
<2回戦・西武プリンスドーム>

 広島が粘る西武を振り切り延長戦に勝利。この試合、7番に下がった田中が2安打6打点を記録するなど、打線が10安打8得点と機能した。

 広島は2点リードの7回から、2番手としてプロ初リリーフとなる大瀬良を投入。昨季の新人王は最初のイニングこそ無失点で切り抜けたが、2イニング目となった8回に2点を失い、4-4の同点に追いつかれてしまった。

 それでも延長に入った10回、一死一、三塁の好機を作ると、4番新井が前進守備のショートの頭を抜くタイムリーを放ち勝ち越し。さらに二死満塁から、田中がこの試合2本目となる走者一掃のタイムリー二塁打を放ち試合を決めた。

 2本の長打で6打点をマークした田中は「記憶にない。初めてです」と自分でも驚いた様子。試合を決めた延長10回の場面については「新井さんが1点を取ってくれたので気楽に打席に入れました」と、決勝打を放ったベテランの一打に感謝した。
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