3日の日本ハム戦に先発した広島の大瀬良大地は6回まで1失点に抑えていたが、7回に捕まり7回途中4失点で降板。今季6敗目を喫した。昨季は打線の援護に恵まれ、10勝を挙げたが、今季は防御率3.43とまずまずの成績を残しながらも勝ち運に見放されている。
近年、大瀬良のように防御率は3点台と安定しながら、黒星が大きく先行した投手は多い。菊池雄星(西武)は14年、防御率3.54も5勝11敗と大きく負け越しシーズンを終えた。ビジターでは12試合に登板し、1勝9敗。援護点は19点(ビジター)と好投が報われず星を落とす登板が多かった。
13年の沢村拓一(巨人)も、勝ち星に恵まれなかった。春先は不安定な投球が目立つも、7月に0勝1敗、防御率2.41と夏場にかけて調子を上げていた。しかし、8月に入ると大量失点する登板が増え、9月12日のDeNA戦からリリーフに転向。リリーフでは12試合に登板して防御率0.63の成績。この年にリリーフで結果を残したこともあってか、今季から守護神を任されている。
その他、12年のヒメネス、11年の高崎健太郎なども防御率3点台ながらもシーズンで大きく負け越した。
14年成績:23試 5勝11敗 防3.54
沢村拓一(巨人)
13年成績:34試 5勝10敗 防3.13
ヒメネス(楽天)
12年成績:18試 5勝10敗 防3.15
高崎健太郎(横浜)
11年成績:29試 5勝15敗 防3.45
加賀繁(横浜)
10年成績:27試 3勝12敗 防3.66
※()は当時の所属球団
近年、大瀬良のように防御率は3点台と安定しながら、黒星が大きく先行した投手は多い。菊池雄星(西武)は14年、防御率3.54も5勝11敗と大きく負け越しシーズンを終えた。ビジターでは12試合に登板し、1勝9敗。援護点は19点(ビジター)と好投が報われず星を落とす登板が多かった。
13年の沢村拓一(巨人)も、勝ち星に恵まれなかった。春先は不安定な投球が目立つも、7月に0勝1敗、防御率2.41と夏場にかけて調子を上げていた。しかし、8月に入ると大量失点する登板が増え、9月12日のDeNA戦からリリーフに転向。リリーフでは12試合に登板して防御率0.63の成績。この年にリリーフで結果を残したこともあってか、今季から守護神を任されている。
その他、12年のヒメネス、11年の高崎健太郎なども防御率3点台ながらもシーズンで大きく負け越した。
防御率3点台も大きく負け越した主な先発投手
菊池雄星(西武)14年成績:23試 5勝11敗 防3.54
沢村拓一(巨人)
13年成績:34試 5勝10敗 防3.13
ヒメネス(楽天)
12年成績:18試 5勝10敗 防3.15
高崎健太郎(横浜)
11年成績:29試 5勝15敗 防3.45
加賀繁(横浜)
10年成績:27試 3勝12敗 防3.66
※()は当時の所属球団