現在12勝18敗で最下位に沈む広島。広島といえば、『鯉のぼりの季節』までと揶揄されることが多いが、実際にそうなのか。そうだとすると、24年ぶりのリーグ優勝が達成できない可能性が高くなる。
2005年以降を見てみると、5月5日終了時点で、今年のように負け越していたケースが6度。5月6日からシーズン終了時点まで勝ち越したのは2008年と2013年の2度しかない。5月5日終了時点で21勝10敗、貯金11をつくり首位に立っていた昨季でさえ、5月6日日以降は53勝58敗2分。まさに『鯉のぼりの季節』までとなってしまっている。
今季、リーグ優勝、クライマックスシリーズ進出するためにも2013年のような戦いが必要になってきそうだ。13年も5月5日終了時点で13勝17敗1分と今季と似たような成績。だがこの年は、8月以降無類の強さを誇り30勝21敗2分、8月1日以降の成績は優勝した巨人を上回っている。
2013年のように勝ち越すためにも、投打が噛み合うことが大事。開幕から不調が続いていた打線は、5日の巨人戦で初回に10点を奪うなど大量13得点を挙げた。さらに故障離脱していた昨季、本塁打王のエルドレッドが二軍戦に復帰。エルドレッドが復帰後、昨季序盤のような働きを見せれば、得点力不足が解消されそうだ。投手陣はリリーフ陣に少し不安を抱えるものの、チーム防御率はリーグ2位の2.41と抜群の安定感を誇る。
現在DeNAが首位に立っているが、混戦が続きそうな予感を感じさせる。広島も戦力でいえば13年、14年よりも充実しており『鯉のぼりの季節』以降でも、巻き返しに期待がもてそうだ。
5月5日までの成績
13勝13敗1分 3位
5月6日以降の成績
45勝71敗3分 6位
シーズン成績
58勝84敗4分 6位
●2006年
5月5日までの成績
11勝15敗2分 4位
5月6日以降の成績
51勝64敗3分 4位
シーズン成績
62勝79敗5分 5位
●2007年
5月5日までの成績
15勝16敗0分 4位
5月6日以降の成績
45勝66敗2分 6位
シーズン成績
60勝82敗2分 5位
●2008年
5月5日までの成績
13勝15敗1分 4位
5月6日以降の成績
56勝55敗4分 3位
シーズン成績
69勝70敗5分 4位
●2009年
5月5日までの成績
13勝13敗1分 3位
5月6日以降の成績
52勝62敗3分 5位
シーズン成績
65勝75敗4分 5位
●2010年
5月5日までの成績
14勝20敗 5位
5月6日以降の成績
44勝64敗2分 5位
シーズン成績
58勝84敗2分 5位
●2011年
5月5日までの成績
11勝7敗2分 2位
5月6日以降の成績
49勝69敗6分 5位
シーズン成績
60勝76敗8分 5位
●2012年
5月5日までの成績
12勝17敗2分 5位
5月6日以降の成績
49勝54敗10分 3位
シーズン成績
61勝71敗12分 4位
●2013年
5月5日までの成績
13勝17敗1分 5位
5月6日以降の成績
56勝55敗2分 3位
シーズン成績
69勝72敗3分 3位
●2014年
5月5日までの成績
21勝10敗 1位
5月6日以降の成績
53勝58敗2分 5位
シーズン成績
74勝68敗2分 3位
●2015年
5月5日までの成績
12勝18敗 6位
5月6日以降の成績
?
2005年以降を見てみると、5月5日終了時点で、今年のように負け越していたケースが6度。5月6日からシーズン終了時点まで勝ち越したのは2008年と2013年の2度しかない。5月5日終了時点で21勝10敗、貯金11をつくり首位に立っていた昨季でさえ、5月6日日以降は53勝58敗2分。まさに『鯉のぼりの季節』までとなってしまっている。
今季、リーグ優勝、クライマックスシリーズ進出するためにも2013年のような戦いが必要になってきそうだ。13年も5月5日終了時点で13勝17敗1分と今季と似たような成績。だがこの年は、8月以降無類の強さを誇り30勝21敗2分、8月1日以降の成績は優勝した巨人を上回っている。
2013年のように勝ち越すためにも、投打が噛み合うことが大事。開幕から不調が続いていた打線は、5日の巨人戦で初回に10点を奪うなど大量13得点を挙げた。さらに故障離脱していた昨季、本塁打王のエルドレッドが二軍戦に復帰。エルドレッドが復帰後、昨季序盤のような働きを見せれば、得点力不足が解消されそうだ。投手陣はリリーフ陣に少し不安を抱えるものの、チーム防御率はリーグ2位の2.41と抜群の安定感を誇る。
現在DeNAが首位に立っているが、混戦が続きそうな予感を感じさせる。広島も戦力でいえば13年、14年よりも充実しており『鯉のぼりの季節』以降でも、巻き返しに期待がもてそうだ。
2005年以降の成績
●2005年5月5日までの成績
13勝13敗1分 3位
5月6日以降の成績
45勝71敗3分 6位
シーズン成績
58勝84敗4分 6位
●2006年
5月5日までの成績
11勝15敗2分 4位
5月6日以降の成績
51勝64敗3分 4位
シーズン成績
62勝79敗5分 5位
●2007年
5月5日までの成績
15勝16敗0分 4位
5月6日以降の成績
45勝66敗2分 6位
シーズン成績
60勝82敗2分 5位
●2008年
5月5日までの成績
13勝15敗1分 4位
5月6日以降の成績
56勝55敗4分 3位
シーズン成績
69勝70敗5分 4位
●2009年
5月5日までの成績
13勝13敗1分 3位
5月6日以降の成績
52勝62敗3分 5位
シーズン成績
65勝75敗4分 5位
●2010年
5月5日までの成績
14勝20敗 5位
5月6日以降の成績
44勝64敗2分 5位
シーズン成績
58勝84敗2分 5位
●2011年
5月5日までの成績
11勝7敗2分 2位
5月6日以降の成績
49勝69敗6分 5位
シーズン成績
60勝76敗8分 5位
●2012年
5月5日までの成績
12勝17敗2分 5位
5月6日以降の成績
49勝54敗10分 3位
シーズン成績
61勝71敗12分 4位
●2013年
5月5日までの成績
13勝17敗1分 5位
5月6日以降の成績
56勝55敗2分 3位
シーズン成績
69勝72敗3分 3位
●2014年
5月5日までの成績
21勝10敗 1位
5月6日以降の成績
53勝58敗2分 5位
シーズン成績
74勝68敗2分 3位
●2015年
5月5日までの成績
12勝18敗 6位
5月6日以降の成績
?