16日、CSファイナルステージ第3戦で中田賢一(ソフトバンク)がCS通算6勝目を挙げ、吉見一起(中日)を抜いて単独トップとなった。07年にCSがスタートしてから今年で9年。そこで、CS通算勝利数、最多敗戦、最多セーブ投手を見ていきたい。
CSで最も勝利を挙げているのは、6勝の中田。シーズンで二ケタ勝利をマークしたのは、07年と14年の2度。最多勝争いにほとんど顔を出したことのない投手だが、ポストシーズンでは無類の強さを誇る。
初勝利は中日時代の07年10月14日、阪神とのファーストステージ第2戦。同年は巨人とのファイナルステージ第3戦でも勝利投手となり、チームを日本シリーズ進出へと導いた。その後は09年、12年、14年、15年とコンスタントに勝利を挙げている。
次いで2位の吉見は08年、阪神とのファーストステージ第3戦で初勝利を挙げると、4年連続で白星を手にしている。特に11年は、ヤクルトとのCSファイナルステージ第1戦に勝利すると、中3日で先発した第5戦でも勝利投手となりフル回転した。
一方でCSを不得意とする投手もいる。中日時代、10年、11年リーグ連覇に貢献したチェンは吉見とは対照的に4敗と苦手にしていた。08年CSファーストステージ第2戦の阪神戦で初黒星を喫すると、09年はヤクルトと巨人に敗れ2敗。10年にCS初勝利を記録するが、11年CSファイナルステージ第2戦のヤクルト戦で敗戦投手となった。
また、14年CSファイナルステージ第1戦の阪神戦で敗戦投手となった内海哲也も、チェンと並び4敗。内海はCSを苦手にしているが、日本シリーズでは通算5勝を挙げている。ちなみに04年~06年までのプレーオフを含めると斉藤和巳、杉内俊哉の5敗が喫している。
最後にセーブを見てみると、岩瀬仁紀(中日)が唯一となる二ケタ10セーブをマーク。07年に巨人とのファイナルステージで3セーブ挙げるなど、同年のCSだけで4セーブを記録。その後も08年に3セーブ、09年に1セーブ、11年に1セーブ、12年に1セーブを記録している。
【CS勝利ベスト3】
1位 6勝 中田賢一(ソフトバンク)
2位 5勝 吉見一起(中日)
3位 4勝 ダルビッシュ有(現レンジャーズ)
【CS敗戦ワースト3】
1位 4敗 チェン(現オリオールズ)
1位 4敗 内海哲也(巨人)
3位 3敗 杉内俊哉(巨人)
3位 3敗 石川雅規(ヤクルト)
【CSセーブベスト3】
1位 10S 岩瀬仁紀(中日)
2位 4S 武田久(日本ハム)
2位 4S 西村健太朗(巨人)
2位 4S 呉昇桓(阪神)
2位 4S 増井浩俊(日本ハム)
※ 04年~06年のパ・リーグプレーオフを含まない
※ 15年10月16日現在
CSで最も勝利を挙げているのは、6勝の中田。シーズンで二ケタ勝利をマークしたのは、07年と14年の2度。最多勝争いにほとんど顔を出したことのない投手だが、ポストシーズンでは無類の強さを誇る。
初勝利は中日時代の07年10月14日、阪神とのファーストステージ第2戦。同年は巨人とのファイナルステージ第3戦でも勝利投手となり、チームを日本シリーズ進出へと導いた。その後は09年、12年、14年、15年とコンスタントに勝利を挙げている。
次いで2位の吉見は08年、阪神とのファーストステージ第3戦で初勝利を挙げると、4年連続で白星を手にしている。特に11年は、ヤクルトとのCSファイナルステージ第1戦に勝利すると、中3日で先発した第5戦でも勝利投手となりフル回転した。
一方でCSを不得意とする投手もいる。中日時代、10年、11年リーグ連覇に貢献したチェンは吉見とは対照的に4敗と苦手にしていた。08年CSファーストステージ第2戦の阪神戦で初黒星を喫すると、09年はヤクルトと巨人に敗れ2敗。10年にCS初勝利を記録するが、11年CSファイナルステージ第2戦のヤクルト戦で敗戦投手となった。
また、14年CSファイナルステージ第1戦の阪神戦で敗戦投手となった内海哲也も、チェンと並び4敗。内海はCSを苦手にしているが、日本シリーズでは通算5勝を挙げている。ちなみに04年~06年までのプレーオフを含めると斉藤和巳、杉内俊哉の5敗が喫している。
最後にセーブを見てみると、岩瀬仁紀(中日)が唯一となる二ケタ10セーブをマーク。07年に巨人とのファイナルステージで3セーブ挙げるなど、同年のCSだけで4セーブを記録。その後も08年に3セーブ、09年に1セーブ、11年に1セーブ、12年に1セーブを記録している。
【CS勝利ベスト3】
1位 6勝 中田賢一(ソフトバンク)
2位 5勝 吉見一起(中日)
3位 4勝 ダルビッシュ有(現レンジャーズ)
【CS敗戦ワースト3】
1位 4敗 チェン(現オリオールズ)
1位 4敗 内海哲也(巨人)
3位 3敗 杉内俊哉(巨人)
3位 3敗 石川雅規(ヤクルト)
【CSセーブベスト3】
1位 10S 岩瀬仁紀(中日)
2位 4S 武田久(日本ハム)
2位 4S 西村健太朗(巨人)
2位 4S 呉昇桓(阪神)
2位 4S 増井浩俊(日本ハム)
※ 04年~06年のパ・リーグプレーオフを含まない
※ 15年10月16日現在