現地時間28日に本拠地で行われたロッキーズ戦で先発登板し、7回1失点と好投し、嬉しいメジャー初勝利を手にしたカブスの和田毅投手。試合後に自身の公式ブログを更新した。

　左肘手術を経て、渡米3年目にして大舞台で登板するチャンスを勝ち取った和田。初登板となった8日のレッズ戦では5回を投げ5安打、1失点（自責0）、3奪三振、1四球と好投したものの、初勝利はならず。2度目の登板となった23日のパドレス戦では、4回3分の0を投げ5失点、5安打、4四球と制球が定まらず、今季1敗目を喫していた。

　まさに“3度目の正直”で初勝利を挙げた和田。『メジャー初勝利』と題したブログ記事では、以下のように心境を綴っている。

「メジャー初勝利をあげることができました。本当にこれまで自分を支えてくれた全ての人に感謝です！ただ、まだまだ1試合1試合結果を残していかなければいけない立場には変わりはないので、またチャンスを貰えれば、次回も一生懸命投げて、結果を出せるように頑張ります」

　今回の好投で、一気に後半戦の先発ローテーション入りへ前進。日本が誇る技巧派左腕にかかる期待はますます大きくなるはずだ。