カブスの藤川球児投手は現地時間1日、傘下のマイナー・3Aアイオワの一員としてニューオーリンズ戦にリリーフ登板。1イニングを無失点に抑えた。

　6点リードの7回に2番手として登場した藤川。先頭の6番打者を左ライナーを打ち取ると、後続をともに三ゴロに仕留め、わずか9球で三者凡退に片付けた。3Aで調整を続ける藤川は、これで5試合連続無失点とし、防御率も1.50に上昇している。

　藤川は2012年オフにカブスと契約し、渡米。しかし、12試合目の登板となった、昨年5月26日のレッズ戦で右肘の痛みを訴え、降板。6月にじん帯再建の手術（通称「トミー・ジョン手術」）を受け、1年以上リハビリを続けていた。メジャー通算成績は、1勝2敗1セーブ。

　今季はリハビリを続けながら、着実にマイナーで結果を残している藤川。7月にメジャー初勝利を挙げた同僚・和田毅投手に続き、メジャー復帰に期待が集まっている。