送別会で中田、大瀬良が涙

　広島からドジャースに移籍する前田健太投手が24日、「teamマエケン」と題した自身のブログで、チームメートが送別会を催してくれたと明かした。

　参加メンバーは小野淳平、中田廉、飯田哲矢、大瀬良大地、中崎翔太、戸田隆矢、辻空の投手陣。「世界一のマエケンに!! 日本全国民に勇気と感動を！」とのメッセージが添えられたケーキや、涙を拭う中田や大瀬良の写真も掲載した。

　記事のメインはチームメイトへの惜別メッセージ。2年間プレーした大瀬良に対しては「だいちは入団してからずっと一緒にいる僕の弟みたいなやつです。ロッカーも隣でいつも頼ってくれて、いろんな事を伝えました。だいちは絶対カープのエースになる。中身も最高の人間です」と熱い思いを綴った。

　中田に対しては「れんは後輩だけど、僕は親友だと思ってる。初めて一緒に自主トレをしたとき、僕はれんに『お前はもっとやれる。こんなもんじゃない。自分で思ってるよりももっといい投手だから』と伝えました。去年はケガで思うような結果が出なかったですが、今年はやってくれると思うし、絶対いい投手になれる」とエールを送った。

　ほかにも中崎に対しては「抑えの座を、しっかりと自分のものにしてほしい」。戸田については「貴重な左腕です。実力はある。今年は絶対やってくれると思います」と激励。その他のメンバーにも改めて感謝と期待の言葉を綴り、最後は「みんなありがとう。このブログ書いてる間に泣きそうやー」と締めくくった。