春季キャンプでは、「○○が○○球投げた」とブルペンで何球投げたと取り上げられることが多い。今キャンプでも、積極的に投げ込む投手がいる。
山本昌が現役引退し、今季から球界最年長選手となった三浦大輔(DeNA)がその一人。昨季のキャンプでは、チームトップとなる2559球を投じたが、今春も精力的に投げ込みを行っている。初日こそ55球だったが、7度目のブルペンとなった8日には100球を投げ、既に合計1000球近く投げている。
三浦は、キャンプ中に投げ込む理由について「投げ込むというのは若い頃からの教え。今更変えられない。(肩が)消耗品ならとっくにスクラップになっているよ。これが俺に合っている」と投げることで、1年間戦う体力をつけているようだ。
三浦とチームメイトの山口俊(DeNA)も、積極的に投球練習を行っている。今キャンプは、第1クール最終日に245球を投じると、1日休みを挟んで、6日も212球の投げ込みを敢行。11日に131球を投げ、今キャンプ通算投球数が1000を超えた。
「今年はいいときのフォームを投げて覚えたい」とフォームを固めているため、例年より投げ込む量が多くなっている。14年に8勝を挙げ、先発の一角として期待されながら昨季はわずか3勝止まり。期待を大きく裏切る結果となってしまった。今季は選手会長に就任し、ラミレス監督からは開幕投手を早々に指名された。例年以上に気持ちが入っている。
摂津正(ソフトバンク)も、「投げられるうちに投げたい」という理由で、第1クールから毎日のようにブルペンに入る。5年連続で二ケタ勝利を挙げているが、シーズン中に二軍落ちを経験するなど、ここ2年は規定投球回に到達できていない。1年間投げ抜くために、腕を振っている。
一方で、昨季抑え転向1年目で36セーブを挙げた沢村拓一(巨人)は、キャンプ7日目に初めてブルペンに入り。遠投でしっかり体を作ってから投げ込みを行いたかったため、首脳陣と相談した結果、ブルペンに入るのが他の投手よりも遅くなったようだ。
ただ、プロ17年目の昨季一軍登板なしに終わった岩瀬仁紀(中日)や、今季からDeNAでプレーする久保裕也など、キャンプ中に投げ込む投手が多い印象だ。
山本昌が現役引退し、今季から球界最年長選手となった三浦大輔(DeNA)がその一人。昨季のキャンプでは、チームトップとなる2559球を投じたが、今春も精力的に投げ込みを行っている。初日こそ55球だったが、7度目のブルペンとなった8日には100球を投げ、既に合計1000球近く投げている。
三浦は、キャンプ中に投げ込む理由について「投げ込むというのは若い頃からの教え。今更変えられない。(肩が)消耗品ならとっくにスクラップになっているよ。これが俺に合っている」と投げることで、1年間戦う体力をつけているようだ。
三浦とチームメイトの山口俊(DeNA)も、積極的に投球練習を行っている。今キャンプは、第1クール最終日に245球を投じると、1日休みを挟んで、6日も212球の投げ込みを敢行。11日に131球を投げ、今キャンプ通算投球数が1000を超えた。
「今年はいいときのフォームを投げて覚えたい」とフォームを固めているため、例年より投げ込む量が多くなっている。14年に8勝を挙げ、先発の一角として期待されながら昨季はわずか3勝止まり。期待を大きく裏切る結果となってしまった。今季は選手会長に就任し、ラミレス監督からは開幕投手を早々に指名された。例年以上に気持ちが入っている。
摂津正(ソフトバンク)も、「投げられるうちに投げたい」という理由で、第1クールから毎日のようにブルペンに入る。5年連続で二ケタ勝利を挙げているが、シーズン中に二軍落ちを経験するなど、ここ2年は規定投球回に到達できていない。1年間投げ抜くために、腕を振っている。
一方で、昨季抑え転向1年目で36セーブを挙げた沢村拓一(巨人)は、キャンプ7日目に初めてブルペンに入り。遠投でしっかり体を作ってから投げ込みを行いたかったため、首脳陣と相談した結果、ブルペンに入るのが他の投手よりも遅くなったようだ。
ただ、プロ17年目の昨季一軍登板なしに終わった岩瀬仁紀(中日)や、今季からDeNAでプレーする久保裕也など、キャンプ中に投げ込む投手が多い印象だ。