● 日本ハム 2 － 5 オリックス ○
＜17回戦・帯広＞

　オリックスが自力の差を見せつけ快勝。先発の吉田一将が、この日も5回まで無失点投球を見せるなど今季5勝目。帯広2連戦を連勝で飾り、貯金を再び17とした。

　オリックスは初回、3番に入った坂口のタイムリーで幸先良く先制すると、1点リードのまま迎えた6回にも、相手野手の拙守に加え、坂口のこの試合2打点目となるタイムリーなどで3点を加点。2点差に迫られた8回には途中出場の駿太が貴重な2号ソロを放ち、最後まで試合の主導権を譲らなかった。

　投げても、後半戦から2試合連続無失点中だった先発の吉田が、この試合も5回まで散発2安打とほぼ完璧な内容。6回に代打・北にホームランを打たれ後半戦初失点を喫したが、それでも6回途中2失点の好投で5勝目。その後は、比嘉、馬原、佐藤達、平野佳の必勝リレーで、相手の反撃を許さなかった。

　一方の日本ハムは、先発の上沢が6回途中4失点と粘れず。打線もオリックス投手陣に抑え込まれ、4連敗で再び貯金が消滅した。