第88回選抜高校野球大会も大会5日目。きょうの第1試合を持って1回戦が終了する。

　1回戦最後のカードとなるのが、敦賀気比（福井）と青森山田（青森）という好カードだ。

　昨年のセンバツで優勝。夏の選手権にも出場を果たしており、この春で4季連続の甲子園出場となる敦賀気比。秋の明治神宮大会でも準優勝と安定した強さを発揮しており、第一神港商（第6・7回）、PL学園（第53・54回）に次ぐ史上3校目の春連覇を目指す。

　対するは東北大会を制し、11年ぶりのセンバツ出場となる青森山田。八戸学院光星との青森勢対決となった東北大会・決勝では、相手の強打線を3安打完封で下して初優勝を掴んだ。

　意外なことに、春は2度目の出場で未だ勝利がない。神宮大会の準決勝で苦杯をなめた敦賀気比を倒し、センバツ初勝利を掴むことはできるだろうか。

　第2試合からは2回戦。開幕戦で福井工大福井（福井）に4－0で快勝した智弁学園（奈良）は、関東大会準Vの常総学院（茨城）を撃破した鹿児島実（鹿児島）と対戦。第3試合は小豆島（香川）との“21世紀枠対決”を制した釜石（岩手）が滋賀学園（滋賀）に挑む。


【大会第6日（3月25日）】
第1試合　09：00　敦賀気比（北信越／福井） － 青森山田（東北／青森）
第2試合　11：30　智弁学園（近畿／奈良） － 鹿児島実（九州／鹿児島）
第3試合　14：00　滋賀学園（近畿／滋賀） － 釜石（21世紀枠／岩手）