● 日本ハム 0 - 2 西武 〇
<20回戦・札幌ドーム>
西武のドラ1・多和田真三郎が日本ハム打線を散発の3安打に抑え、9回を投げて121球、8奪三振無失点と好投。ルーキーイヤーに初完封勝利を記録した。
多和田は初回、日本ハムのトップバッター・西川遥輝にレフト前ヒットを許し、続く中島卓也の捕犠で一死二塁のピンチを迎える。しかし、3番・大谷翔平をシュート気味に入るインサイドのストレートで見逃し三振に切ってとると、4番・中田翔に対してもストレート勝負で二飛に打ち取り、先取点を許さなかった。
試合後のヒーローインタビューで「今日は真っ直ぐでどんどん押していった」と語ったように、その後もキレのあるストレートで打者を押し込むと、スライダーなどの変化球も活き、中盤以降は走者すら許さない圧巻のピッチングを披露した。
すると、今季2度目の先発となった増井を攻めあぐねていた打線が5回、呉念庭の四球と金子侑司の二塁を強襲する鋭い打球(記録は田中賢介の失策)で一死二三塁とし、秋山翔吾のセンター越え二塁打で好投を続けるルーキーに2点をプレゼントする。
以降は得点を奪えずリードを広げられなかったが、この日の多和田には2点で十分だった。最終回に二死から安打で4回以来のランナーを許したが、最後は大谷の一塁線の打球をメヒアが倒れ込みながら好捕し、ゲームセット。3勝目(5敗)を手にした多和田が、今年5月に“ほろ苦いデビュー戦”を経験した札幌の地で、ルーキー一番乗りとなる完封勝利を記録した。
西武はチームとしても、6月10-12日の中日3連戦以来、2カ月ぶり、同一カードでは15カードぶりとなる勝ち越しを決め、今季の札幌ドーム最終戦を白星で飾ることにも成功した。
<20回戦・札幌ドーム>
西武のドラ1・多和田真三郎が日本ハム打線を散発の3安打に抑え、9回を投げて121球、8奪三振無失点と好投。ルーキーイヤーに初完封勝利を記録した。
多和田は初回、日本ハムのトップバッター・西川遥輝にレフト前ヒットを許し、続く中島卓也の捕犠で一死二塁のピンチを迎える。しかし、3番・大谷翔平をシュート気味に入るインサイドのストレートで見逃し三振に切ってとると、4番・中田翔に対してもストレート勝負で二飛に打ち取り、先取点を許さなかった。
試合後のヒーローインタビューで「今日は真っ直ぐでどんどん押していった」と語ったように、その後もキレのあるストレートで打者を押し込むと、スライダーなどの変化球も活き、中盤以降は走者すら許さない圧巻のピッチングを披露した。
すると、今季2度目の先発となった増井を攻めあぐねていた打線が5回、呉念庭の四球と金子侑司の二塁を強襲する鋭い打球(記録は田中賢介の失策)で一死二三塁とし、秋山翔吾のセンター越え二塁打で好投を続けるルーキーに2点をプレゼントする。
以降は得点を奪えずリードを広げられなかったが、この日の多和田には2点で十分だった。最終回に二死から安打で4回以来のランナーを許したが、最後は大谷の一塁線の打球をメヒアが倒れ込みながら好捕し、ゲームセット。3勝目(5敗)を手にした多和田が、今年5月に“ほろ苦いデビュー戦”を経験した札幌の地で、ルーキー一番乗りとなる完封勝利を記録した。
西武はチームとしても、6月10-12日の中日3連戦以来、2カ月ぶり、同一カードでは15カードぶりとなる勝ち越しを決め、今季の札幌ドーム最終戦を白星で飾ることにも成功した。