東西の東京代表が初戦で姿を消す...
夏の甲子園は11日に大会5日目を迎え、この日の第3試合からは2回戦の戦いがスタート。3試合の激闘が行われ、日南学園(宮崎)、富山第一(富山)、嘉手納(沖縄)の3チームが初戦を飾った。
第1試合では、日南学園が初出場の八王子を下して2回戦進出。八王子は初勝利ならず、これで今年は1回戦で東西の東京代表が姿を消した。
第2試合は緊迫した展開も、9回に1点を挙げた富山第一がサヨナラ勝ち。接戦を制した。
第3試合では、春の関東王者・前橋育英が敗れる波乱。夏初出場の嘉手納が強打で圧倒し、嬉しい甲子園初勝利を掴んでいる。
▼ 5日目・第1試合
● 八王子(西東京) 1 - 7 日南学園(宮崎) ○
日|000 015 100|7
八|000 000 001|1
日南学園が初出場の八王子を破り、2回戦に進出。静かな立ち上がりも、投手が代わった6回に集中打で一挙5得点。9年ぶりとなる甲子園での勝利を挙げた。
▼ 5日目・第2試合
○ 富山第一(富山) 1 - 0 中越(新潟)●
中|000 000 000 |0
富|000 000 001x|1
両者譲らぬ好ゲームは富山第一がサヨナラ勝ち。この大会初めてのサヨナラ決着。9回一死まで無安打に封じられた富山第一が、そこから中軸の連続二塁打で勝利。中越先発・今井は好投も悔しい敗戦に...。
▼ 4日目・第3試合
○ 嘉手納(沖縄) 10 - 3 前橋育英(群馬) ●
嘉|001 000 810|10
前|002 010 000|3
夏は初出場の嘉手納が3年前の覇者・前橋育英を破る大金星。嘉手納は夏初勝利、前橋育英は夏の甲子園で初めての黒星。