侍ジャパンを率いる小久保裕紀監督が18日、11月10日(木)から13日(日)にかけて東京ドームで行われる強化試合の代表メンバー28人を発表。来年の3月初旬に開幕するWBC向けた最後の強化試合の意義や意気込みを語った。
<質疑応答>
――強化試合の意義
「このメンバーを中心として戦うのは間違いないので、WBC本番に向けて結束力を高める8日間、4試合にしたいと思います。」
――世界一奪還に向けて必要なもの
「日本の強みはバッテリーを中心とした投手力。捕手では大野が初選出だが、捕手のレギュラーが決まっていないので、そこの強化はポイントだと思っています。」
――今回の強化試合で確認したいこと
「一流選手が集まる場所。自分たちのチームでは本職のポジションでプレーしているが、今回はそのほかのポジションや打順での起用も考えられる。負けられない試合を前提としながらの試合運びを見せていきたいです。」
――投手起用について
「(WBCは)球数制限があるので、そのあたりも頭にいれながら、投手交代というか起用をしていきたい。ボールの違いもあるし、マウンドの固さも違う。一次(ラウンド)と二次(ラウンド)は東京ドームなので、(WBC本番と)同じ球場、マウンド、ボールでできるのは大きい。短い期間になるが、投手にはその感覚をつかんでほしいと思います。」
――注目している選手
「全員。キャッチャーでは大野が入りましたけど、野手で新たに入ったのは鈴木しかいない。右の外野手が不足しているなか、彼の活躍には期待しています。」
――メジャーリーガーの必要性について
「必要だと思っています。だた今回は声をかけなかったので、来年のWBCでは招集の方向で話を進めていきます。」
――WBCにおける大谷の二刀流起用について
「投打ともに日本のトップクラスという認識なので、あとは本人と話をしながら。負担がかかりすぎないように配慮して考えていきたいと思います。」
――世界一奪還に向けた思い
「強化試合が終わればすぐに本番なので、そこに向けてしっかりと準備をするだけです。」
――CSにおける大谷の起用法を見て
「まさかここでという思いでTVを見ていましたが、栗山監督と大谷の間ので流れた空気感で登板が決まったと思ったが、あらためて凄いボールを投げたなと。1イニング限定ならあれだけのボールが投げられるのだなと。(DHから抑えは?)そこまでの考えはありません。」
――大谷に対する評価
「昨年のプレミアの一番大事な試合で、韓国をあれだけの力でねじ伏せた。これまでここ一番の試合ではあまり良くなかったと本人は話していましたけど、ここ一番で頼れる投手になってきたと感じていています。」
――4番は決まっているのか?
「4番は現時点では決めてないです。今回の強化試合を見ながらだと思っています。」
――山田と菊池がいるセカンドの起用法は?
「セカンドは2人とも素晴らしい選手です。でもポジションは1つ。自分のポジション以外のところでも守ってもらう可能性もある。(具体的な話はしているのか?)具体的には話をしていない。試合を通しての起用法で試してみたいというところです。」
――キャプテンは?
「キャプテンは置きません。私が監督に就任して3年くらいが経ちます。最初は引っ張る選手がいないとお互いが遠慮するという考えがあったので嶋にやらせましたけど、ある程度常連のメンバーができてきたので、あえて1人を名指しなくても大丈夫だという判断です。キャッチャーの嶋を含め、(WBCを経験している)内川、元気印の松田、この辺りが今までどおりにやってくれればいいと思います。」
――具体的に呼びたいメジャーリーガーは?
「今の時点で名前を挙げるのは相手側にとっても迷惑なことになるので、今は申し上げられない。このオフを通しながら話を詰めていければと思っています。(呼びたい理由は?)渡米した際に、この環境で戦っている選手がチームには必要だと感じたということです。」
――大谷の打順は?
「打順は決めてません。DHも1つの枠しかない。メンバーを見てもDHに入れる選手もたくさんいるのでこれから考えていきます。」
――千賀の評価と期待する部分
「昨年のCSから日本シリーズにかけて中継ぎで登板を見たとき、あのフォークは国際大会で十分通用すると思いました。今年は先発でしたけど、球数制限あるなかで、第一次先発、第二次先発を用意しないといけない。そういったときに先発に回って球数も投げれます。一番の武器は空振りがとれるフォークがあるというところです。」
――世界一には監督の力も必要になる。優勝できなかったプレミア12の反省を踏まえ、監督としての力をどのように磨いてきたか
「自分の中での反省を次に生かそうという取り組みは外で言うことではないとい思います。1つ言えるのは、(プレミア12で負けた)あの悔しさを忘れることはないということです。」
――WBCのメンバーは今回のメンバーとメジャーリーガーということか?
「このメンバーが中心にはなりますけど、今回はずれているメンバー。プレミア12に出場したメンバーも大いに可能性はあります。
――阪神の藤浪の選出理由
「最後の2試合の登板を見て決めた。あの姿であれば十分に通用するのではないかと。あとはピッチングコーチの強い推薦もあったので。」
――坂本の打順や役割のイメージは?
「打順は4試合の中でどれが昨日するのかを試したいというのはある。今の時点では決めていないが、4試合を通しながら。ポイントは1番、3番だと思うので、コーチと話しながら決めたい。彼のポテンシャルを考えれば伸び悩んでいる部分もあったと思うが、今年の活躍は代表にとっても大きなものだった。」
――当落線上からどういった選手が入ってくる可能性があるか?
「平田良介(中日)は候補には入っていたが状態を考慮して外しました。そいういった選手は入ってくる可能性が十分あります。」
――抑えの構想は?
「現時点では、抑えは1人とは考えていない。各球団を代表するクローザーたちなので決めていません。」
――シーズン途中で先発に転向した増井浩俊の起用法について
「増井は先発の姿を見ての評価。全球マックスからスタイルが変化した。権藤ピッチングコーチから名前が上がってきた。中で使う考えもあります。」
――菅野智之の状態は?
「菅野は体調次第。当然大事なのは来年の3月なので、本人と話をして。」
小久保裕紀監督(侍ジャパン)
「WBCに向けた侍ジャパンの集まりとしては、最後の強化試合になります。初めて侍ジャパンのユニフォームに袖を通す新しい選手もいるので、そういった選手たちの見極めや、彼らのパフォーマンスを高められるような集まりにしたい。8日間を大切に過ごし、本番を見据えて勝ちにいく試合運びを見せたていきたいと思います。」捕手のレギュラーは決まっていない!
「このメンバーを中心として戦うのは間違いないので、WBC本番に向けて結束力を高める8日間、4試合にしたいと思います。」
――世界一奪還に向けて必要なもの
「日本の強みはバッテリーを中心とした投手力。捕手では大野が初選出だが、捕手のレギュラーが決まっていないので、そこの強化はポイントだと思っています。」
――今回の強化試合で確認したいこと
「一流選手が集まる場所。自分たちのチームでは本職のポジションでプレーしているが、今回はそのほかのポジションや打順での起用も考えられる。負けられない試合を前提としながらの試合運びを見せていきたいです。」
――投手起用について
「(WBCは)球数制限があるので、そのあたりも頭にいれながら、投手交代というか起用をしていきたい。ボールの違いもあるし、マウンドの固さも違う。一次(ラウンド)と二次(ラウンド)は東京ドームなので、(WBC本番と)同じ球場、マウンド、ボールでできるのは大きい。短い期間になるが、投手にはその感覚をつかんでほしいと思います。」
――注目している選手
「全員。キャッチャーでは大野が入りましたけど、野手で新たに入ったのは鈴木しかいない。右の外野手が不足しているなか、彼の活躍には期待しています。」
メジャーリーガーは必要
――メジャーリーガーの必要性について
「必要だと思っています。だた今回は声をかけなかったので、来年のWBCでは招集の方向で話を進めていきます。」
――WBCにおける大谷の二刀流起用について
「投打ともに日本のトップクラスという認識なので、あとは本人と話をしながら。負担がかかりすぎないように配慮して考えていきたいと思います。」
――世界一奪還に向けた思い
「強化試合が終わればすぐに本番なので、そこに向けてしっかりと準備をするだけです。」
――CSにおける大谷の起用法を見て
「まさかここでという思いでTVを見ていましたが、栗山監督と大谷の間ので流れた空気感で登板が決まったと思ったが、あらためて凄いボールを投げたなと。1イニング限定ならあれだけのボールが投げられるのだなと。(DHから抑えは?)そこまでの考えはありません。」
――大谷に対する評価
「昨年のプレミアの一番大事な試合で、韓国をあれだけの力でねじ伏せた。これまでここ一番の試合ではあまり良くなかったと本人は話していましたけど、ここ一番で頼れる投手になってきたと感じていています。」
キャプテンは置かない!4番は……
――4番は決まっているのか?
「4番は現時点では決めてないです。今回の強化試合を見ながらだと思っています。」
――山田と菊池がいるセカンドの起用法は?
「セカンドは2人とも素晴らしい選手です。でもポジションは1つ。自分のポジション以外のところでも守ってもらう可能性もある。(具体的な話はしているのか?)具体的には話をしていない。試合を通しての起用法で試してみたいというところです。」
――キャプテンは?
「キャプテンは置きません。私が監督に就任して3年くらいが経ちます。最初は引っ張る選手がいないとお互いが遠慮するという考えがあったので嶋にやらせましたけど、ある程度常連のメンバーができてきたので、あえて1人を名指しなくても大丈夫だという判断です。キャッチャーの嶋を含め、(WBCを経験している)内川、元気印の松田、この辺りが今までどおりにやってくれればいいと思います。」
――具体的に呼びたいメジャーリーガーは?
「今の時点で名前を挙げるのは相手側にとっても迷惑なことになるので、今は申し上げられない。このオフを通しながら話を詰めていければと思っています。(呼びたい理由は?)渡米した際に、この環境で戦っている選手がチームには必要だと感じたということです。」
――大谷の打順は?
「打順は決めてません。DHも1つの枠しかない。メンバーを見てもDHに入れる選手もたくさんいるのでこれから考えていきます。」
選外のメンバーにもWBC出場の可能性はある
――千賀の評価と期待する部分
「昨年のCSから日本シリーズにかけて中継ぎで登板を見たとき、あのフォークは国際大会で十分通用すると思いました。今年は先発でしたけど、球数制限あるなかで、第一次先発、第二次先発を用意しないといけない。そういったときに先発に回って球数も投げれます。一番の武器は空振りがとれるフォークがあるというところです。」
――世界一には監督の力も必要になる。優勝できなかったプレミア12の反省を踏まえ、監督としての力をどのように磨いてきたか
「自分の中での反省を次に生かそうという取り組みは外で言うことではないとい思います。1つ言えるのは、(プレミア12で負けた)あの悔しさを忘れることはないということです。」
――WBCのメンバーは今回のメンバーとメジャーリーガーということか?
「このメンバーが中心にはなりますけど、今回はずれているメンバー。プレミア12に出場したメンバーも大いに可能性はあります。
――阪神の藤浪の選出理由
「最後の2試合の登板を見て決めた。あの姿であれば十分に通用するのではないかと。あとはピッチングコーチの強い推薦もあったので。」
――坂本の打順や役割のイメージは?
「打順は4試合の中でどれが昨日するのかを試したいというのはある。今の時点では決めていないが、4試合を通しながら。ポイントは1番、3番だと思うので、コーチと話しながら決めたい。彼のポテンシャルを考えれば伸び悩んでいる部分もあったと思うが、今年の活躍は代表にとっても大きなものだった。」
菅野は体調次第
――当落線上からどういった選手が入ってくる可能性があるか?
「平田良介(中日)は候補には入っていたが状態を考慮して外しました。そいういった選手は入ってくる可能性が十分あります。」
――抑えの構想は?
「現時点では、抑えは1人とは考えていない。各球団を代表するクローザーたちなので決めていません。」
――シーズン途中で先発に転向した増井浩俊の起用法について
「増井は先発の姿を見ての評価。全球マックスからスタイルが変化した。権藤ピッチングコーチから名前が上がってきた。中で使う考えもあります。」
――菅野智之の状態は?
「菅野は体調次第。当然大事なのは来年の3月なので、本人と話をして。」