20日、プロ野球ドラフト会議が開催された。高校生では夏の甲子園大会優勝投手作新学院高の今井達也が西武、横浜高の藤平尚真が楽天、履正社高の寺島成輝がヤクルト、広島新庄高の堀瑞樹が日本ハムから1位指名を受けた。ドラフトが現行の制度になった2008年以降、高校生投手がドラフト1位で4人指名されたのは09年以来となる。
その09年にドラ1指名を受けた投手たちと、彼らのプロ入り後の成績を見ていきたい。
菊池雄星(西武)
通算成績:109試 43勝36敗1S 防2.92
今季成績:22試 12勝7敗0S 防2.58
→6球団から指名を受け西武に入団した菊池は、大型左腕として期待されたが、1年目は故障で一軍登板なし。2年目の11年にプロ初勝利を挙げると、13年にオールスター前だけで9勝を挙げるも後半戦は故障で白星なし。その後も、14年が5勝、15年が9勝と2ケタ勝利の壁を破れずにいたが、7年目の今季自身初となる2ケタ12勝を記録。飛躍のシーズンとなった。
岡田俊哉(中日)
通算成績:211試 13勝14敗3S 防3.04
今季成績:57試 3勝1敗0S 防3.20
→プロ入り後3年間は二軍で過ごしたが、3年目にリリーフを中心に66試合に登板して7勝5敗2S、防御率2.79を記録し大ブレイク。14以降も貴重な左のリリーフとして、存在感を見せる。今季はチーム3位の57試合に登板して、防御率3.20を記録した。
今村猛(広島)
通算成績:287試 12勝22敗11S 防3.36
今季成績:67試 3勝4敗2S 防2.44
→09年の高卒ドラ1投手組の中で、最も早く一軍に定着したのが今村だ。2年目の11年に54試合に登板すると、12年にはミコライオに繋ぐセットアッパーを務めた。13年にはWBC日本代表に選出されたが、同年は57試合に登板するも精彩を欠き二軍落ちを経験。14年からの2年間は一、二軍を往復したが、今季は67試合に登板して22ホールドをマークし復活。25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
中村勝(日本ハム)
通算成績:57試 14勝16敗 防3.89
今季成績:2試 0勝1敗 防6.00
→春日部共栄高時代に“埼玉のダルビッシュ”と呼ばれた中村は、1年目の8月11日のロッテ戦で高卒新人投手初登板初先発初勝利を記録。華々しいデビューを飾った中村勝だが、11年以降は14年の8勝が自己最高。今季はプロ2年目の11年以来、一軍の白星なしに終った。
1位指名を受けた4投手は、プロ入り後、09年ドラフト組の高卒ドラ1・4投手を超えるような活躍を見せる事ができるか注目だ。
その09年にドラ1指名を受けた投手たちと、彼らのプロ入り後の成績を見ていきたい。
菊池雄星(西武)
→6球団から指名を受け西武に入団した菊池は、大型左腕として期待されたが、1年目は故障で一軍登板なし。2年目の11年にプロ初勝利を挙げると、13年にオールスター前だけで9勝を挙げるも後半戦は故障で白星なし。その後も、14年が5勝、15年が9勝と2ケタ勝利の壁を破れずにいたが、7年目の今季自身初となる2ケタ12勝を記録。飛躍のシーズンとなった。
岡田俊哉(中日)
通算成績:211試 13勝14敗3S 防3.04
今季成績:57試 3勝1敗0S 防3.20
→プロ入り後3年間は二軍で過ごしたが、3年目にリリーフを中心に66試合に登板して7勝5敗2S、防御率2.79を記録し大ブレイク。14以降も貴重な左のリリーフとして、存在感を見せる。今季はチーム3位の57試合に登板して、防御率3.20を記録した。
今村猛(広島)
通算成績:287試 12勝22敗11S 防3.36
今季成績:67試 3勝4敗2S 防2.44
→09年の高卒ドラ1投手組の中で、最も早く一軍に定着したのが今村だ。2年目の11年に54試合に登板すると、12年にはミコライオに繋ぐセットアッパーを務めた。13年にはWBC日本代表に選出されたが、同年は57試合に登板するも精彩を欠き二軍落ちを経験。14年からの2年間は一、二軍を往復したが、今季は67試合に登板して22ホールドをマークし復活。25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
中村勝(日本ハム)
通算成績:57試 14勝16敗 防3.89
今季成績:2試 0勝1敗 防6.00
→春日部共栄高時代に“埼玉のダルビッシュ”と呼ばれた中村は、1年目の8月11日のロッテ戦で高卒新人投手初登板初先発初勝利を記録。華々しいデビューを飾った中村勝だが、11年以降は14年の8勝が自己最高。今季はプロ2年目の11年以来、一軍の白星なしに終った。
1位指名を受けた4投手は、プロ入り後、09年ドラフト組の高卒ドラ1・4投手を超えるような活躍を見せる事ができるか注目だ。