チャリコ遠藤
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ワンプレーに、一瞬にかけた11年 阪神・荒木郁也に迫られる“決断”の時
◆ 虎ひと筋11年目のユーティリティーが受けた「宣告」 スポットライトを浴びることはなくても、必死に駆け抜けてきた11年のキャリアには「渋み」がにじんだ... -
首位を追う虎に救世主現る!髙橋遥人が達成した球団11年ぶりの“マダックス”
◆ 圧巻の2試合連続完封! 決して簡単ではないことをやってのけたのに、派手なガッツポーズはない。 遠慮気味の笑顔が「らしさ」を表していた。... -
復活を目指す“弟子”へ…阪神・桑原謙太朗が背中で示した指針
◆ かつての「最優秀中継ぎ投手」が… 感情を表出させることなく淡々と…。 言葉を紡ぐ姿は、マウンドの上と変わらなかった。 9月20日... -
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優勝争いのカギ握る虎の“エンターテイナー” 待たれる佐藤輝明と藤浪晋太郎の復活
◆ 遅れてきた“洗礼” 奇しくも同じ日に一軍から姿を消すことになってしまった。 阪神は10日、佐藤輝明と藤浪晋太郎の出場選手登録を抹消。ファンの... -
出遅れを取り戻す“価値ある星”を…苦しむ虎に髙橋遥人が帰ってくる!
◆ 虎の救世主候補 今季初の4連敗を喫した8月31日・中日ドラゴンズ戦の数時間前…。 二軍の鳴尾浜球場で、救世主がようやく“出陣”の準備を完了さ... -
自身初の2ケタ・10勝も“通過点” 阪神・青柳が見据える「目標」
◆ 矢野監督に誓ったのは「13」 初めて見た“景色”にも、淡々と言葉を重ねた。 24日のDeNA戦で、プロ6年目にして初のシーズン10勝をマーク... -
「次なる頂」をめざして…阪神・岩崎優の“沈黙”から垣間見えた決意
◆ 「塩対応?」のワケは… 場内をザワつかせる長い“沈黙”は、確固たる意思の表れだった。 8月15日の広島戦に3-0で快勝した試合後。京セラドー... -
後半戦開幕まであと1週間…アピール続ける5年目右腕・浜地真澄は虎の切り札となるか
◆ ペナントレースは1週間後に再開 連日のメダルラッシュでコロナ禍のニッポンに明るい話題を届けてきた東京五輪も最終盤に入った。 関西スポーツ紙も... -
逃げ切り図る虎の新たな光に…阪神・石井将希に巡ってきたチャンスと待っていた試練
◆ 逃げ切りVを目指して… “真夏の救世主”は、現れるか──。 プロ野球は五輪開催による中断期間に突入。各球団はエキシビションマッチを戦いながら... -
「4回6失点」から得た収穫…阪神のルーキー・伊藤将司が取り組む“自由研究”
◆ 好スタートを切ったルーキーの「テーマ」は…? 私事ながら小学生の時、夏休みの宿題は早々に取りかかるタイプで、終業式を終えて帰宅したその瞬間からフライ... -
「意地を見せたかった」…虎の30歳右腕・秋山拓巳が示したプライド
◆ 「とにかく意地を見せたろう」 手にした白星の後ろに透けて見えたのは、「中堅」としての意地とプライドだった。 7月9日の巨人戦。7回表の途中に... -
「もう一回うまくなるチャンス」…中谷将大は地元・福岡で再起に賭ける
◆ 9年前の大飛球「お前にはまだ早い」 「寂しい」の一言しか浮かばなかった。 7月2日、阪神タイガース・中谷将大と福岡ソフトバンクホークス・二保... -
その先にある歓喜の秋をめざして…帰ってきた阪神・岩崎優が挑むフル回転の夏
◆ 戻ってきた“岩崎のまっすぐ” 頬はいっさい緩むことなく、感情は推し量れない。 ただ淡々と積み上げた3つのアウト。当たり前に見える“三者凡退”... -
首位快走の阪神が迎えるピンチ…ブルペンの救世主候補は開幕投手とハタチの左腕
◆ 勝ちパターンに異常あり… 快調に白星を重ねてきたタイガースが、今季初めて迎える「踏ん張り所」だ。 6月4日、チームは岩崎優の出場選手登録を抹... -
首位で迎える2年ぶりの交流戦 阪神のキーワードは「再会」
◆ 鳥谷敬が甲子園に帰ってくる 2年ぶりの開催となる『日本生命セ・パ交流戦』。 阪神タイガースにとって幾つもの“再会”が控えている。... -
久々に炸裂した「バズーカ」に違和感…? “盗塁阻止率”では計れない阪神・梅野隆太郎の貢献度
◆ 「刺せていない」のではなく…? 記憶を辿っても、なかなか思い出せなかった。 5月13日に甲子園球場で行われた阪神-中日戦。初回の守りで梅野隆... -
絶望の淵から2度這い上がった男…元阪神・横田慎太郎の新たな目標
◆ 「なぜ、また横田に…」 彼を知る人の誰もが、「神様」を恨んだはずだ。 先月26日、元阪神タイガース・横田慎太郎氏の口から発せられた言葉は、ど... -
岩崎優が発する“機械的”コメントが導く タイガースの頂点への道
◆ 球団史に残る“開幕ダッシュ” 猛虎の快走が続いている。 両リーグ最速で20勝に到達し、セントラル・リーグ首位。4月中の20勝は球団初という。... -
支配下すぐの“一軍投手撃ち”は成長の証 阪神・小野寺暖に巡ってきた「恩返し」のチャンス
◆ 「気合入れて打席に」 “一軍級”の放物線を描いた。 阪神タイガースの2年目・小野寺暖は、絶好と言えるアピールの場に立っていた。 ... -
甲子園が再び“ホーム”になった日…藤浪晋太郎が歓声に応えた「1450日ぶりの白星」
◆ 「投げやすい」という言葉の意味 久々に上がったお立ち台。 藤浪晋太郎は“聖地”に内緒にしてきた本音を口にした。 「今まで甲子園っ...