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方程式の計算間違い?苦しむセットアッパーが増加中

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現在パ・リーグ最多ホールドも安定感を欠いた投球も多い西武の増田達至 ©BASEBALLKING
 各球団、セットアッパーで苦戦しているところが多い。

 24日のプロ野球では、セットアッパーの出来が勝敗を分けた。ルーキーイヤーの昨季67試合に登板した中日の又吉克樹はヤクルト戦、2点リードの8回からマウンドに上がるも3失点で敗戦投手。

 巨人の山口鉄也はDeNA戦、同点の8回から登板するも、バルディリスに決勝点となるタイムリーを浴びた。山口は、最近5試合の登板で3失点と、打者を圧倒するような投球を見せることができていない。

 パ・リーグでも、西武対ソフトバンク戦で、同点の8回から登板した両チームのセットアッパーが崩れた。西武はリーグ最多の23ホールドを挙げる増田達至を送り込む。簡単に二死を奪ったが、3連打で勝ち越しを許した。

 1点リードしたその裏、ソフトバンクもリーグ2位の20ホールドをマークするバリオスが登板する。そのバリオスもピリッとしない。2本の安打と犠打で一死一、三塁のピンチを招くと、セラテリに同点タイムリー。

 バリオスの後を受けた森福充彦も、秋山翔吾に安打を許し満塁とされる。ベンチは森唯斗にスイッチ。その森も西武打線を止めることが出来ず、木村文紀に満塁本塁打を浴びた。

 このように今季、精彩を欠くセットアッパーが目立つ。特に昨季、ホールドランキングベスト5にランクインした投手の多くが不振に陥っている。セ・リーグでは昨季最多ホールドの阪神・福原忍が防御率1.09と安定しているものの、山口、福谷、又吉、阪神の安藤優也はいずれも防御率3点台以上。

 パ・リーグも同様でソフトバンクの五十嵐亮太が防御率0.82も、オリックスの佐藤達也と馬原孝浩、日本ハムのクロッタと宮西尚生は今ひとつ。佐藤達也が故障で、馬原、クロッタは成績不振で二軍降格を味わったほど。

 毎日のように肩を作り、先発に比べるとリリーフは負担が多い。ただ、セットアッパーはチームを勝利に導く大事な役割。計算間違いなく、抑えにバトンを繋ぐためにも、苦しむセットアッパー陣の早期復調が待たれる。
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