ニュース 2016.02.19. 20:30

近年減少しつつある早大出身“野手”の活躍…2人のルーキーに期待!

◆ 早大の出身野手といえば?

 いよいよオープン戦の開幕を明日に控え、キャンプ打ち上げを迎えるチームも出てきている中、2人のルーキーが株を上げている。

 巨人のドラフト2位・重信慎之助と、楽天のドラフト3位・茂木栄五郎……ともに早稲田大学出身の大卒新人選手である。

 多くのプロ野球選手を輩出している名門大学であるが、近年は投手が多いイメージ。「野手」となるとどうだろうか。


 まず、早稲田の野手といえば、岡田彰布なしでは語れないだろう。

 早稲田大学のセレクションで15打数14安打、14本塁打という伝説を残した男は、1年生の秋からレギュラーに定着。3年秋には三冠王に輝いた。リーグ通算で88試合に出場し、309打数117安打の打率.379、20本塁打で81打点と大暴れを見せた。

 岡田はその後阪神に入団し、1年目から108試合に出場。打率.290、18本塁打、54打点で新人王のタイトルも獲得。主要な打撃タイトルとは縁がなかったが、16年間のキャリアで通算打率.277、247本塁打、836打点という成績を残している。


 最近では、2000年代前半に訪れた“黄金時代”が記憶に新しい。

 2003年秋、大学史上初の4連覇を達成した時のメンバーは、後にプロ野球界をけん引する選手に育った。

 現マリナーズの青木宣親と阪神の鳥谷敬は早大の同期。その学年にはほかにも由田慎太郎(元・オリックス)や、比嘉寿光(元広島)と、なんと4人の野手がプロ入りを果たしている。

 さらに、その一学年下にはヤクルトの田中浩康がおり、ニ学年下にはヤクルトの武内晋一がいる。まさしく“最強メンバー”であった。


 しかし、最近はというと、早稲田出身の野手の活躍が徐々に減ってきている。


◆ 早大出身、2人のルーキーの株が急騰

 そこで、出てきたのが今年のルーキー2人だ。

 巨人の重信慎之助は、50メートル5秒7という俊足を高く評価され、ドラフト2位での指名を受けた。チームの新人野手ではただひとり一軍に抜擢されるなど、期待の星となっている。

 圧巻だったのは18日に行われた韓国・LGとの練習試合。「2番左翼」で先発出場すると、チーム最多の3安打に加え、武器である走塁で猛アピール。味方の右飛でタッチアップを試み、二塁を陥れた走塁は“神走塁”としてメディアに大きく取り上げられた。

 また、重信に負けじと同じく一軍スタートとなったのが楽天の茂木栄五郎。キャンプ序盤からフリー打撃で快音を響かせ、高評価を得ている。

 14日に行われた初の対外試合である韓国・ハンファ戦では、「5番三塁」で先発出場。3回に中安を放つと、守備でも8回に左前に抜けそうな鋭い打球を逆シングルで好捕するなど、攻守にわたって存在感を見せた。

 2人は偉大なる先輩たちに続けるか……。近年減りつつある早稲田大出身野手の星として、ルーキー2人には大きな期待がかかる。


▼ 早稲田大学出身の現役野手たち
2003年度卒 青木宣親(マリナーズ)、鳥谷敬(阪神)
2004年度卒 田中浩康(ヤクルト)
2005年度卒 武内晋一(ヤクルト)
2008年度卒 上本博紀(阪神)、松本啓二郎(DeNA)
2011年度卒 土生翔平(広島)、大嶋匠(日本ハム)※ソフトボール部出身
2012年度卒 杉山翔大(中日)
2014年度卒 中村奨吾(ロッテ)
2015年度卒 重信慎之介(巨人)、茂木栄五郎(楽天)

ランキング

順位表

  • セ・リーグ
  • パ・リーグ
順位チーム
1 広島 75 46 2 -
2 巨人 61 56 3 12
3 DeNA 57 63 3 5.5
4 ヤクルト 57 66 1 1.5
5 阪神 54 67 3 2
6 中日 51 70 3 3
順位チーム
1 ソフトバンク 70 44 5 -
2 日本ハム 72 47 1 0.5
3 ロッテ 63 57 1 9.5
4 楽天 53 60 3 6.5
5 西武 53 66 2 3
6 オリックス 46 70 1 5.5
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