右肘じん帯の部分断裂で戦列を離れていたニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、現地時間21日のブルージェイズ戦で75日ぶりに復帰し、6回途中1失点の好投で13勝目を挙げた。
7月8日以来の登板となった田中は、立ち上がりこそ様子を伺いながらの投球で不安を抱かせたが、徐々に故障前の投球に近付く内容を見せた。3回まで、わずか4球と少なかった“伝家の宝刀”スプリットも、4回以降は11球を投じるなど、試合の中で少しずつ本来の姿を取り戻していた印象だ。
球数制限(70~75球の予定)がある中で、5回以上を投げたことは十分に評価が出来る内容。田中の復帰登板について、現地メディアも今後に期待できるという論評が目立っている。
・地元紙ニューヨークタイムズ(電子版)
「ファストボールは91~93マイル(146~150キロ)を計測、スプリットは故障前と同じように打者の手前で鋭く落ちていた。カーブは、田中自身も言う通り、これまでにないほど良かった。」
・地元紙ニューヨークポスト(電子版)
「今季前半のような支配的な投球ではなかったが、それに近いものはあった。」
・YAHOO.com(米スポーツ総合サイト)
「無四球、3ボールまで行ったのも1度だけだった。今のところ内側側副靱帯の部分断裂からの復帰は成功といえる。」
・ESPN.com(米スポーツ総合サイト)
「田中が離脱する前の6月にチームが想像していた、サイヤング賞、新人王、地区優勝、そして世界一への夢を、来季に向けて再び抱かせる内容だった。」
田中は21日の登板で、故障から復帰の最終ステージに突入したと言えるだろう。ただ、登板翌日に故障個所が再び異変を起こすことも十分にあり得る話である。日米のファンが待ちわびた田中の復帰。しかし、完全復活を果たすのは、もう少し先の話になりそうだ。
7月8日以来の登板となった田中は、立ち上がりこそ様子を伺いながらの投球で不安を抱かせたが、徐々に故障前の投球に近付く内容を見せた。3回まで、わずか4球と少なかった“伝家の宝刀”スプリットも、4回以降は11球を投じるなど、試合の中で少しずつ本来の姿を取り戻していた印象だ。
球数制限(70~75球の予定)がある中で、5回以上を投げたことは十分に評価が出来る内容。田中の復帰登板について、現地メディアも今後に期待できるという論評が目立っている。
・地元紙ニューヨークタイムズ(電子版)
・地元紙ニューヨークポスト(電子版)
「今季前半のような支配的な投球ではなかったが、それに近いものはあった。」
・YAHOO.com(米スポーツ総合サイト)
「無四球、3ボールまで行ったのも1度だけだった。今のところ内側側副靱帯の部分断裂からの復帰は成功といえる。」
・ESPN.com(米スポーツ総合サイト)
「田中が離脱する前の6月にチームが想像していた、サイヤング賞、新人王、地区優勝、そして世界一への夢を、来季に向けて再び抱かせる内容だった。」
田中は21日の登板で、故障から復帰の最終ステージに突入したと言えるだろう。ただ、登板翌日に故障個所が再び異変を起こすことも十分にあり得る話である。日米のファンが待ちわびた田中の復帰。しかし、完全復活を果たすのは、もう少し先の話になりそうだ。