○ ヤンキース 5 - 2 ブルージェイズ ●
<現地時間21日 ヤンキー・スタジアム>
ヤンキース田中将大投手の75日ぶり復帰で沸いたニューヨークのヤンキー・スタジアム。日本人の注目も田中の復帰に集まっていたが、「後輩だけに注目が集まってたまるか」とばかりに輝いたのがイチロー選手とブルージェイズの川崎宗則選手だ。
現地時間21日のヤンキース対ブルージェイズ戦。イチローは『8番・右翼』で、川崎は『6番・三塁』でともに先発出場。まず、魅せたのは川崎だった。
2回に田中との対戦を迎えた川崎は、カウントを取りに来た初球のストレートを強振すると、この日チーム唯一の長打となる右翼線二塁打を放ちマー君撃ち。先輩の面目を保った川崎は塁上でどこか嬉しそうな表情だったが、2打席目は見逃し三振に仕留められ、後輩にきっちりお返しされてしまう。このあたりはご愛嬌といったところか。田中との対戦を二塁打、三振で終えた川崎は、その後の打席で二ゴロ、一ゴロに終わり、この日は4打数1安打の成績。打率を.265とした。
そして、川崎以上に躍動したのは、大先輩のイチロー。川崎が二塁打を放った直後の2回、イチローもお返しとばかりに右翼線二塁打を放つと、4回の2打席目では左翼前へ技ありの安打。すかさず盗塁を決めるなど、打って走っての活躍で復帰した田中以上にアピール。田中が降板した後の打席は三振、一ゴロと音なしに終わったが、ガードナー、ジーター、マッキャンら1番から3番打者までにしか安打が出なかった淡泊なヤンキース打線の中で、8番のイチローが2安打と奮起するなど存在感を発揮。イチローは今季打率を.285とし、安打数は97本。1994年から21年間続いている年間100安打の日本タイ記録まで、残り7試合で3本に迫っている
<現地時間21日 ヤンキー・スタジアム>
ヤンキース田中将大投手の75日ぶり復帰で沸いたニューヨークのヤンキー・スタジアム。日本人の注目も田中の復帰に集まっていたが、「後輩だけに注目が集まってたまるか」とばかりに輝いたのがイチロー選手とブルージェイズの川崎宗則選手だ。
現地時間21日のヤンキース対ブルージェイズ戦。イチローは『8番・右翼』で、川崎は『6番・三塁』でともに先発出場。まず、魅せたのは川崎だった。
2回に田中との対戦を迎えた川崎は、カウントを取りに来た初球のストレートを強振すると、この日チーム唯一の長打となる右翼線二塁打を放ちマー君撃ち。先輩の面目を保った川崎は塁上でどこか嬉しそうな表情だったが、2打席目は見逃し三振に仕留められ、後輩にきっちりお返しされてしまう。このあたりはご愛嬌といったところか。田中との対戦を二塁打、三振で終えた川崎は、その後の打席で二ゴロ、一ゴロに終わり、この日は4打数1安打の成績。打率を.265とした。
そして、川崎以上に躍動したのは、大先輩のイチロー。川崎が二塁打を放った直後の2回、イチローもお返しとばかりに右翼線二塁打を放つと、4回の2打席目では左翼前へ技ありの安打。すかさず盗塁を決めるなど、打って走っての活躍で復帰した田中以上にアピール。田中が降板した後の打席は三振、一ゴロと音なしに終わったが、ガードナー、ジーター、マッキャンら1番から3番打者までにしか安打が出なかった淡泊なヤンキース打線の中で、8番のイチローが2安打と奮起するなど存在感を発揮。イチローは今季打率を.285とし、安打数は97本。1994年から21年間続いている年間100安打の日本タイ記録まで、残り7試合で3本に迫っている