17日のソフトバンク戦で劇的勝利を納め、再び首位の座に返り咲いたオリックス。この試合でも自慢の中継ぎ陣が8回以降無失点リレーで繋ぎ、12回のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
今日も光った中継ぎ陣の奮投。7回1失点だった先発・ディクソンのあとを受けた、佐藤達也(8、9回)、平野佳寿(10回)、馬原孝浩(11回)、比嘉幹貴(12回)が、この日もしっかりと任務をまっとうした。
5位だった昨年もチーム防御率はリーグ1位。その中でも比嘉、佐藤達、平野の中継ぎ3人はそれぞれ60試合近くに登板し、抜群の安定感を誇った。その中に今年から加わったのが、昨年ソフトバンクから加入した馬原だ。
昨年は右肩痛の回復が遅れ、彼らの輪に加わることはできなかったが、今年は開幕から好調で、この日の登板が15試合目。防御率も2.51と結果も残している。そして馬原が加わったことで、主に前を投げる比嘉の投入タイミングが1テンポ早まった。
例えばルーキーの吉田一将がプロ初登板を果たした4月6日の西武戦。4回まで無失点と粘りの投球を見せていた将来のエース候補を、森脇監督は初勝利まであと1人という4回2/3の場面で比嘉にスイッチ。その後、馬原、佐藤達、平野と繋ぎ1点差で逃げ切った。
井川慶が今季2勝目を手にした4月30日のソフトバンク戦も、4-1の6回から、同じく、比嘉、馬原、佐藤達、平野の磐石リレーで完勝。今年はここまで、上記のような早めの継投が顕著で、指揮官の勝利への執念が伺える。
ソフトバンク時代の晩年は右肩痛に苦しんだものの、当時ヘッドコーチだった森脇監督の信頼は揺るぐことはなかった。そしてオリックス監督就任直後に、寺原隼人の人的補償という形でオリックス入り。そのプロテクトリストを見て、森脇監督が真っ先に馬原獲得を進言したのは有名な話だ。
新天地で復活を印象付けた馬原。ここまでのチームの快進撃は、このベテラン右腕なしでは語れない。
今日も光った中継ぎ陣の奮投。7回1失点だった先発・ディクソンのあとを受けた、佐藤達也(8、9回)、平野佳寿(10回)、馬原孝浩(11回)、比嘉幹貴(12回)が、この日もしっかりと任務をまっとうした。
5位だった昨年もチーム防御率はリーグ1位。その中でも比嘉、佐藤達、平野の中継ぎ3人はそれぞれ60試合近くに登板し、抜群の安定感を誇った。その中に今年から加わったのが、昨年ソフトバンクから加入した馬原だ。
昨年は右肩痛の回復が遅れ、彼らの輪に加わることはできなかったが、今年は開幕から好調で、この日の登板が15試合目。防御率も2.51と結果も残している。そして馬原が加わったことで、主に前を投げる比嘉の投入タイミングが1テンポ早まった。
例えばルーキーの吉田一将がプロ初登板を果たした4月6日の西武戦。4回まで無失点と粘りの投球を見せていた将来のエース候補を、森脇監督は初勝利まであと1人という4回2/3の場面で比嘉にスイッチ。その後、馬原、佐藤達、平野と繋ぎ1点差で逃げ切った。
井川慶が今季2勝目を手にした4月30日のソフトバンク戦も、4-1の6回から、同じく、比嘉、馬原、佐藤達、平野の磐石リレーで完勝。今年はここまで、上記のような早めの継投が顕著で、指揮官の勝利への執念が伺える。
ソフトバンク時代の晩年は右肩痛に苦しんだものの、当時ヘッドコーチだった森脇監督の信頼は揺るぐことはなかった。そしてオリックス監督就任直後に、寺原隼人の人的補償という形でオリックス入り。そのプロテクトリストを見て、森脇監督が真っ先に馬原獲得を進言したのは有名な話だ。
新天地で復活を印象付けた馬原。ここまでのチームの快進撃は、このベテラン右腕なしでは語れない。