広島が新外国人選手として、元ツインズのクリス・ジョンソン投手を獲得することが分かった。近日中にも正式発表される見込み。

　メジャーでは通算0勝3敗と未勝利のジョンソンだが、力強いストレートを軸に、スライダーやチェンジアップを駆使する本格派。今季は主にツインズ傘下の3Aでプレーし、10勝7敗、防御率3.48の成績を残している。

　広島は今季2年連続のAクラス入りを果たしたが、前田健太、バリントン、大瀬良大地、福井優也、野村祐輔、ヒースと、特に先発陣は右投手に偏り、左の先発投手は明確な補強ポイントだった。

　広島はすでに、同じく新助っ人としてメジャー通算89試合登板の実績を持つマイク・ザガースキーとも契約済み。緒方新体制となる来季に向けて、迅速なチーム作りが際立っている。