28日、所沢市内で行われた「2015埼玉西武ライオンズ出陣式」。毎年恒例となったキャンプ前の集いに3000人を越えるファンがつめかけた。
ここでは、選手たちが出陣式で語った決意やコメントから、今シーズンの西武の注目ポイントを以下にまとめた。Bクラスからの巻き返しに燃えるチームで繰り広げられる競争に注目だ。
出陣式を前に、今季から新たにチームに加入する外国人選手の入団会見が行われ、秋季キャンプにテスト生として参加したエスメルリング・バスケスとミゲル・メヒア、メジャーで21勝を挙げた左腕ウェイド・ルブラン、ユーティリティープレーヤーのアンソニー・セラテリの4名が出席した。
西武には昨年途中入団ながらパ・リーグ本塁打王に輝いたエルネスト・メヒアがおり、今オフ獲得した台湾人右腕・郭俊麟と合わせて外国人は6人体制。4つしかない枠を巡った熾烈な争いを勝ち抜くのは…。
・バスケス 投手/31歳 背番号26
「シーズンを通して万全にコンディションを保つこと。その中でチームに貢献したい」
・ミゲル 投手/27歳 背番号42
「(日本の印象)とても寒い。コンディションをしっかり保って優勝に貢献したい」
・ルブラン 投手/30歳 背番号47
「ライオンズがいるべきポジションにいられるよう力を尽くす」
・セラテリ 内野手/31歳 背番号6
「毎日全力を尽くし、やるべきことをやる」
「(日本で楽しみにしていること)相撲を見に行く、渋谷を歩く、桜を見に行く」
トークコーナーで、隣同士に並んだ森友哉と炭谷銀仁朗。これから始まる熾烈な正捕手争いを前に、森は「まずシーズン通して一軍に居続けることを目標に、(炭谷に)追いつき、追い抜きたいと思います」と決意を述べたが、迎え打つ炭谷は「なんでここに僕と森を呼んだんですかね」と笑いで交わした。
FA移籍も噂されながら、残留を決めた炭谷は大きな拍手で迎えられた。残留の理由については「このチームで優勝したかったから」と明かし、「とにかく優勝に向かって自分のできることをしっかりやっていきたい」と抱負を語った。
また、ここで炭谷が後輩・森とのあるエピソードを告白。「1週間位前にLINEが来て、『今お時間ありますか』って言うからなにかと思ったら電話が来て、『明日(運転)免許の試験があるんですけど、どうやったら受かりますかね』って」。司会者からどういうアドバイスを送ったのか聞かれると、「いや、それはちょっとここでは言えないんですけど…。見事に落ちてくれました」と暴露し、会場の爆笑を誘った。
森はそれを含めた3回の挑戦で全て失敗したことを明かし、「受験番号が間違ってるのかなってくらい…書けてはいるんですけど…」と困り顔。ホームランを打つのとどちらが難しいかとの問いには「試験のほうが全然難しい」とキッパリ。
扇の要を巡るこの2人の争いは、今シーズンの西武を見ていく上で最大の注目ポイントとなりそうだ。
この他にも、選手たちによる決意表明が続々と飛び出した出陣式。ここでは、選手たちが宣言した今シーズンの目標をまとめた。
・岸孝之
「やっぱり最多勝がかっこいいなと思うので。それを目指したいなと思います。(何勝必要?)15から(渡辺久信)SDも超えられなかった18?19?くらいしないと他のピッチャーに勝てないと思うので」※渡辺SDの現役時代最多は18勝
・中村剛也
「目標とかはないんですけど、じゃあ最低40発くらいは」
・秋山翔吾
「今シーズンは走りたいです。(目標は)20個!」
・西口文也
「ここ2年くらいなにもしていないに等しいので、今年はちょくちょく一軍に顔を出して、先発でがんばりたいと思います。やるしかないと思っているので、やります」
・牧田和久
「ここ2年間ローテーションを守りながらも借金を作ってしまったので、今年こそは貯金をしっかり作っていきたい。トータルとしてキャリアハイを目指してやっていきたい」
・栗山巧
「ケガせず、全試合に出場したい。強いチームはたくさんありますけど、僕らが優勝できれば必ずパ・リーグは盛り上がりますし、日本のプロ野球が盛り上がると思うので、ライオンズが優勝します」
ここでは、選手たちが出陣式で語った決意やコメントから、今シーズンの西武の注目ポイントを以下にまとめた。Bクラスからの巻き返しに燃えるチームで繰り広げられる競争に注目だ。
外国人枠争い
西武には昨年途中入団ながらパ・リーグ本塁打王に輝いたエルネスト・メヒアがおり、今オフ獲得した台湾人右腕・郭俊麟と合わせて外国人は6人体制。4つしかない枠を巡った熾烈な争いを勝ち抜くのは…。
・バスケス 投手/31歳 背番号26
「シーズンを通して万全にコンディションを保つこと。その中でチームに貢献したい」
・ミゲル 投手/27歳 背番号42
「(日本の印象)とても寒い。コンディションをしっかり保って優勝に貢献したい」
・ルブラン 投手/30歳 背番号47
「ライオンズがいるべきポジションにいられるよう力を尽くす」
・セラテリ 内野手/31歳 背番号6
「毎日全力を尽くし、やるべきことをやる」
「(日本で楽しみにしていること)相撲を見に行く、渋谷を歩く、桜を見に行く」
正捕手争い
トークコーナーで、隣同士に並んだ森友哉と炭谷銀仁朗。これから始まる熾烈な正捕手争いを前に、森は「まずシーズン通して一軍に居続けることを目標に、(炭谷に)追いつき、追い抜きたいと思います」と決意を述べたが、迎え打つ炭谷は「なんでここに僕と森を呼んだんですかね」と笑いで交わした。
FA移籍も噂されながら、残留を決めた炭谷は大きな拍手で迎えられた。残留の理由については「このチームで優勝したかったから」と明かし、「とにかく優勝に向かって自分のできることをしっかりやっていきたい」と抱負を語った。
また、ここで炭谷が後輩・森とのあるエピソードを告白。「1週間位前にLINEが来て、『今お時間ありますか』って言うからなにかと思ったら電話が来て、『明日(運転)免許の試験があるんですけど、どうやったら受かりますかね』って」。司会者からどういうアドバイスを送ったのか聞かれると、「いや、それはちょっとここでは言えないんですけど…。見事に落ちてくれました」と暴露し、会場の爆笑を誘った。
森はそれを含めた3回の挑戦で全て失敗したことを明かし、「受験番号が間違ってるのかなってくらい…書けてはいるんですけど…」と困り顔。ホームランを打つのとどちらが難しいかとの問いには「試験のほうが全然難しい」とキッパリ。
扇の要を巡るこの2人の争いは、今シーズンの西武を見ていく上で最大の注目ポイントとなりそうだ。
選手たちの誓い
この他にも、選手たちによる決意表明が続々と飛び出した出陣式。ここでは、選手たちが宣言した今シーズンの目標をまとめた。
・岸孝之
「やっぱり最多勝がかっこいいなと思うので。それを目指したいなと思います。(何勝必要?)15から(渡辺久信)SDも超えられなかった18?19?くらいしないと他のピッチャーに勝てないと思うので」※渡辺SDの現役時代最多は18勝
・中村剛也
「目標とかはないんですけど、じゃあ最低40発くらいは」
・秋山翔吾
「今シーズンは走りたいです。(目標は)20個!」
・西口文也
「ここ2年くらいなにもしていないに等しいので、今年はちょくちょく一軍に顔を出して、先発でがんばりたいと思います。やるしかないと思っているので、やります」
・牧田和久
「ここ2年間ローテーションを守りながらも借金を作ってしまったので、今年こそは貯金をしっかり作っていきたい。トータルとしてキャリアハイを目指してやっていきたい」
・栗山巧
「ケガせず、全試合に出場したい。強いチームはたくさんありますけど、僕らが優勝できれば必ずパ・リーグは盛り上がりますし、日本のプロ野球が盛り上がると思うので、ライオンズが優勝します」