巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が6日、前日に続けてDeNAの沖縄・宜野湾キャンプを視察した。この日は1軍が休日だったが、球団が松井氏のために急遽2軍の選手、スタッフを1軍の宜野湾市立野球場に呼び寄せ、松井氏の手間を省くなど至れり尽くせり。それもこれも巨人時代の恩師である中畑清監督がキャンプの目玉として愛弟子、松井氏の打撃練習を実現させたいがためだ。
練習後には打者・中畑監督対投手・松井氏が対決。中畑監督が松井氏から柵越えを放てば、7日に打席に立つ約束を交わしたが柵越えならず。にもかかわらず中畑監督はファンに向かってフライング気味に「(対決を)やったということが答え。ランチタイムにゴジが打ちます! みなさん来てください」とぶち上げてしまった。
先月29日に一旦は松井氏が「臨時コーチ」の肩書きで宜野湾キャンプを訪れると発表されたが、そのわずか1時間後に「キャンプ視察」と訂正された不可解な今回のキャンプ訪問。というのも、中畑監督からの要請に応えるために一旦は引き受けたものの、今年は巨人では断った臨時コーチの肩書きでは古巣のメンツを潰すことになる。選手を指導しない「視察」は恩師と古巣、両者の顔を立てるための方便だったのだ。
恩師の要請する打撃練習に松井氏は「絶好調ではないので辞退します」と拒否している。なし崩し的に打席に立ってしまえば結局、巨人のメンツは丸つぶれになるからだ。再びやってきた古巣と恩師の板挟みのピンチ。悩めるゴジラの決断は、果たして…。
練習後には打者・中畑監督対投手・松井氏が対決。中畑監督が松井氏から柵越えを放てば、7日に打席に立つ約束を交わしたが柵越えならず。にもかかわらず中畑監督はファンに向かってフライング気味に「(対決を)やったということが答え。ランチタイムにゴジが打ちます! みなさん来てください」とぶち上げてしまった。
先月29日に一旦は松井氏が「臨時コーチ」の肩書きで宜野湾キャンプを訪れると発表されたが、そのわずか1時間後に「キャンプ視察」と訂正された不可解な今回のキャンプ訪問。というのも、中畑監督からの要請に応えるために一旦は引き受けたものの、今年は巨人では断った臨時コーチの肩書きでは古巣のメンツを潰すことになる。選手を指導しない「視察」は恩師と古巣、両者の顔を立てるための方便だったのだ。
恩師の要請する打撃練習に松井氏は「絶好調ではないので辞退します」と拒否している。なし崩し的に打席に立ってしまえば結局、巨人のメンツは丸つぶれになるからだ。再びやってきた古巣と恩師の板挟みのピンチ。悩めるゴジラの決断は、果たして…。