○ ソフトバンク 4 － 2 ロッテ ●
＜2回戦・ヤフオクドーム＞

　ソフトバンクが開幕2戦目で今シーズン初勝利。打っては今年から4番に座る内川が決勝打を含む3安打3打点。投げては、スタンリッジ、バリオス、サファテの外国人リレーで逃げ切り、工藤新監督に嬉しい初勝利をプレゼントした。

　ソフトバンクは2点を追う2回、内川の二塁打で無死二塁のチャンスを作ると、5番李大浩がライト前タイムリーを放ち1点差。続く3回にも二死満塁から内川がライト前への逆転2点タイムリーを放ち試合をひっくり返した。内川は続く3打席目も無死満塁からライト前へ弾き返し、この日は3安打3打点。好機で2併殺を喫し「僕が打っていれば勝てていた」と語る前日の悔しさを振り払う活躍で、チームに今季初勝利をもたらした。

　投げては助っ人トリオが好投。先発のスタンリッジは2回までに2点を失ったものの、3回以降は立ち直り7回2失点。8回は24日に育成契約から再び支配下契約に返り咲いたバリオスが完璧リリーフ。最終回もサファテがしっかりと三人で締め、今シーズン初セーブを記録した。

　一方のロッテは、序盤に幸先よく2点を先制するも先発のチェンが7被安打、4四死球と乱れ5回途中KO。5回以降はソフトバンク投手陣に無安打に封じ込まれ今季初黒星を喫した。