ヤクルトは昨季までバレンティン、山田哲人、川端慎吾など打線は強力だったが、その反面投手陣は2年連続チーム防御率リーグワーストと苦しんだこともあり、2年連続最下位に沈んだ。
オフは大型補強を敢行。野手陣ではFAで大引啓次が加入。投手陣はFAでロッテから成瀬善久、メジャーで5年連続40試合登板以上を果たしたオンドルセク、ドラフトでも6人の投手を指名するなど顔ぶれが大きく変わった。
投手陣の強化を図った今季は、チーム防御率は10試合終了時点で1.52と断トツの数字を記録している。ちなみに昨季10試合終了時点のチーム防御率は6.62と散々な成績だった。
先発陣は昨季計算できるのは小川泰弘、石川雅規の2人だけと苦しい台所事情だったが、そこにロッテ時代5度二桁勝利を達成した成瀬が加入したことは大きい。
成瀬は移籍後初登板となった3月31日の阪神戦は初回、西岡剛に3ランを浴びたが、5回3失点で勝利投手。7日の中日戦では敗戦投手になるも6回を1失点に抑え、ここまで先発投手としての役割を果たしている。
また、2年目の杉浦稔大がオープン戦から素晴らしい投球を披露し、開幕先発ローテーション入り。白星を挙げられていないが、2試合ともQS(6回自責点3失点以内)を記録するなど安定した投球を見せている。
リリーフ陣も昨季新人ながら61試合に登板した秋吉亮、抑えのバーネットの他、新外国人のオンドルセク、昨季終盤リリーフで存在感を見せた中沢雅人といったメンバーが新たに加わり、層が厚くなった。
近年、精彩を欠いていた投手陣がここまで抜群の安定感を誇っている。打線はリーグワースト5位の34得点だが、主軸の山田、川端、雄平は打率3割越え。そこに左アキレス腱手術から復帰を目指すバレンティンが戻ってくれば、得点力アップが見込めそうだ。
現在ヤクルトは勝率5割。バレンティンが復帰後、打撃陣が去年のような勢いを取り戻し、投手陣が今の状態を維持できれば、Aクラス入りも見えてきそうだ。
オフは大型補強を敢行。野手陣ではFAで大引啓次が加入。投手陣はFAでロッテから成瀬善久、メジャーで5年連続40試合登板以上を果たしたオンドルセク、ドラフトでも6人の投手を指名するなど顔ぶれが大きく変わった。
投手陣の強化を図った今季は、チーム防御率は10試合終了時点で1.52と断トツの数字を記録している。ちなみに昨季10試合終了時点のチーム防御率は6.62と散々な成績だった。
先発陣は昨季計算できるのは小川泰弘、石川雅規の2人だけと苦しい台所事情だったが、そこにロッテ時代5度二桁勝利を達成した成瀬が加入したことは大きい。
成瀬は移籍後初登板となった3月31日の阪神戦は初回、西岡剛に3ランを浴びたが、5回3失点で勝利投手。7日の中日戦では敗戦投手になるも6回を1失点に抑え、ここまで先発投手としての役割を果たしている。
また、2年目の杉浦稔大がオープン戦から素晴らしい投球を披露し、開幕先発ローテーション入り。白星を挙げられていないが、2試合ともQS(6回自責点3失点以内)を記録するなど安定した投球を見せている。
リリーフ陣も昨季新人ながら61試合に登板した秋吉亮、抑えのバーネットの他、新外国人のオンドルセク、昨季終盤リリーフで存在感を見せた中沢雅人といったメンバーが新たに加わり、層が厚くなった。
近年、精彩を欠いていた投手陣がここまで抜群の安定感を誇っている。打線はリーグワースト5位の34得点だが、主軸の山田、川端、雄平は打率3割越え。そこに左アキレス腱手術から復帰を目指すバレンティンが戻ってくれば、得点力アップが見込めそうだ。
現在ヤクルトは勝率5割。バレンティンが復帰後、打撃陣が去年のような勢いを取り戻し、投手陣が今の状態を維持できれば、Aクラス入りも見えてきそうだ。