● フィリーズ 1 － 6 マーリンズ ○
＜現地時間4月22日　シチズンズバンク・パーク＞

　マーリンズのイチローが現地時間22日（日本時間23日）、敵地でのフィリーズ戦に「7番・左翼」で先発出場。この日は1安打2四球で3度の出塁。内野安打で出塁した8回には日米通算1966得点となるホームを踏み、王貞治氏の日本記録にあと『1』に迫った。

　イチローは2回の1打席目に四球で出塁。チャンスで迎えた4回の2打席目はサードゴロ、二死一塁での3打席目はショートゴロに倒れたが、二死走者なしで迎えた8回の4打席目にセカンドへの内野安打を放ち、2戦連続安打をマークした。

　チームはこのヒットをきっかけに二死満塁のチャンスを作ると、1番ゴードンの大飛球をフィリーズの中堅・ヘレラが落球。この間に塁上のランナーが全員生還し、三塁ランナーだったイチローは日米通算1966得点目を記録した。

　イチローは9回の5打席目にも四球を選び、この日は3打数1安打2四球で打率は.267。マーリンズは相手守備の乱れにも助けられ、連敗を『5』で止めた。