○ ナショナルズ 7 － 5 マーリンズ ●
＜現地時間5月6日　ナショナルズ・パーク＞

　マーリンズのイチローが現地時間6日（日本時間7日）、敵地でのナショナルズ戦に『7番・左翼』で15試合連続となる先発出場。2回にレフト前にタイムリーを放ち、7試合連続安打と3試合連続打点をマークした。

　2回無死二、三塁で迎えた第1打席。ナショナルズ先発のシャーザーが投じた151キロのストレートをレフト前に弾き返すタイムリー。チームの先制点をもたらした。その他の打席では4回二死走者なしの第2打席が二ゴロ、7回無死の第3打席が投ゴロ、8回一死一、二塁の第4打席が空振り三振。この日は4打数1安打1打点で、打率.291とした。

　椎間板ヘルニアで故障者リスト入りしている正左翼手のイエリッチが、マイナーの試合に出場するなど間もなく復帰することが予想される。それでもイチローは、代役として先発出場した15試合で、打率.321、1本塁打7打点と大活躍。チームも15試合で10勝5敗と5つの勝ち越し。それ以前が3勝10敗ということを考えれば、“イチロー効果”が出ているといえるだろう。今後もイチローから目が離せなさそうだ。