いよいよ開幕するセ・パ交流戦。これまではペナントの行方を大きく左右する重要な要素のひとつとされてきたが、今年から規模が縮小。短期決戦とは言わないまでも、この3週間に渡る18戦が後のシーズンにどんな影響を与えるのか、注目だ。

　いわゆる“一人勝ち”や、反対の“一人負け”ということがある分、とにかく大きな連敗は避けたいところ。躓きたくない開幕戦、各カードの交流戦通算対戦成績は以下の通りとなる。

・巨人　28-（1）-15　西武
・ヤクルト　20-（2）-22　日本ハム
・DeNA　13-（1）-30　オリックス
・中日　18-（2）-24　ソフトバンク
・阪神　22 － 22　楽天
・広島　17-（3）-24　ロッテ

　原監督の通算900勝がかかる巨人は、勝率6割超と得意とする西武との対戦。初戦のマウンドには、エース・菅野智之が登る。

　ここまで防御率はリーグトップの1.55。4敗を喫しているものの、ここ2試合は連勝中であり、前回登板の阪神戦では甲子園で9回4安打の完封劇を見せている。

　交流戦は過去2年で3勝3敗の五分だが、対西武は過去2度の先発で勝負けなし。プロ入り後初となる西武戦勝利で、原監督にメモリアルの一勝をプレゼントすることができるだろうか。

【26日の試合予定】

巨人（菅野智之）－ 西武（十亀剣）
＜郡山　18時00分＞
・最近5試合の成績
巨（セ2位）：●●○○○　※3連勝中！
西（パ3位）：●●●○●

ヤクルト（古野正人）－ 日本ハム（メンドーサ）
＜神宮　18時00分＞
・最近5試合の成績
ヤ（セ4位）：●○●○○　
日（パ1位）：○○○○●

DeNA（久保康友）－ オリックス（吉田一将）
＜横浜　18時00分＞
・最近5試合の成績
De（セ1位）：○●○●○
オ（パ6位）：●●●●○

中日（バルデス）－ ソフトバンク（大隣憲司）
＜ナゴヤドーム　18時00分＞
・最近5試合の成績
中（セ3位）：○○●●●　※3連敗中...
ソ（パ2位）：○○●●○

阪神（岩田稔）－ 楽天（塩見貴洋）
＜甲子園　18時00分＞
・最近5試合の成績
神（セ5位）：○○●○●
楽（パ5位）：●●○●○

広島（前田健太）－ ロッテ（涌井秀章）
＜尾道　18時00分＞
・最近5試合の成績
広（セ6位）：●●○●●　
ロ（パ4位）：○○○○●