交流戦の首位打者を獲得すると、翌年の交流戦で不振に陥るという悪いジンクスがある。これまで、昨季の交流戦で.301を記録した長谷川勇也(ソフトバンク)とベニー(元ロッテ)を除いて、成績を落としている傾向が強い。
今季の交流戦、昨季、交流戦首位打者の山田哲人(ヤクルト)が、そのジンクスにハマることなく活躍できるかどうかが注目だ。大ブレイクした昨季は交流戦で打ちまくり、打率.378、4本塁打、15打点の成績を残した。これで勢いに乗った山田は、リーグ戦が再開後も活躍し、シーズン日本人右打打者最高となる193安打を記録。大きく飛躍を遂げた一年になった。
今季は春先から調子が上がらなかったが、先週の1週間、全ての試合でマルチ安打をマーク。23日の広島戦では、4安打4打点と大暴れと、交流戦を前に調子を上げてきた。
今日から始まる交流戦、ヤクルトが最初のカードで対戦するのは日本ハム。山田は昨季.412の高い数字を残した、相性の良い球団。予告先発になっているメンドーサに対しては昨季、3打数1安打。メンドーサを打って、弾みをつけたいところだ。
【交流戦首位打者を獲得した年と翌年の成績】
石井義人(西武)
05年:34試 率.400 本1 点11
06年:4試 率.250 本0 点1
松中信彦(ソフトバンク)
06年:36試 率.408 本7 点26
07年:16試 率.250 本2 点6
ベニー(ロッテ)
07年:23試 率.375 本6 点16
08年:16試 率.341 本1 点6
金本知憲(阪神)
08年:24試 率.407 本7 点29
09年:24試 率.244 本3 点13
高橋信二(日本ハム)
09年:24試 率.411 本1 点21
10年:16試 率.288 本1 点7
多村仁志(ソフトバンク)
10年:23試 率.415 本7 点16
11年:17試 率.268 本0 点6
坂口智隆(オリックス)
11年:24試 率.412 本2 点12
12年:2試 率.000 本0 点0
角中勝也(ロッテ)
12年:24試 率.349 本1 点14
13年:16試 率.267 本1 点4
長谷川勇也(ソフトバンク)
13年:24試 率.418 本3 点18
14年:24試 率.301 本2 点13
山田哲人(ヤクルト)
14年:24試 率.378 本4 点15
15年:?
※()は当時の所属球団
今季の交流戦、昨季、交流戦首位打者の山田哲人(ヤクルト)が、そのジンクスにハマることなく活躍できるかどうかが注目だ。大ブレイクした昨季は交流戦で打ちまくり、打率.378、4本塁打、15打点の成績を残した。これで勢いに乗った山田は、リーグ戦が再開後も活躍し、シーズン日本人右打打者最高となる193安打を記録。大きく飛躍を遂げた一年になった。
今季は春先から調子が上がらなかったが、先週の1週間、全ての試合でマルチ安打をマーク。23日の広島戦では、4安打4打点と大暴れと、交流戦を前に調子を上げてきた。
今日から始まる交流戦、ヤクルトが最初のカードで対戦するのは日本ハム。山田は昨季.412の高い数字を残した、相性の良い球団。予告先発になっているメンドーサに対しては昨季、3打数1安打。メンドーサを打って、弾みをつけたいところだ。
【交流戦首位打者を獲得した年と翌年の成績】
石井義人(西武)
05年:34試 率.400 本1 点11
06年:4試 率.250 本0 点1
松中信彦(ソフトバンク)
06年:36試 率.408 本7 点26
07年:16試 率.250 本2 点6
ベニー(ロッテ)
07年:23試 率.375 本6 点16
08年:16試 率.341 本1 点6
金本知憲(阪神)
08年:24試 率.407 本7 点29
09年:24試 率.244 本3 点13
高橋信二(日本ハム)
09年:24試 率.411 本1 点21
10年:16試 率.288 本1 点7
多村仁志(ソフトバンク)
10年:23試 率.415 本7 点16
11年:17試 率.268 本0 点6
坂口智隆(オリックス)
11年:24試 率.412 本2 点12
12年:2試 率.000 本0 点0
角中勝也(ロッテ)
12年:24試 率.349 本1 点14
13年:16試 率.267 本1 点4
長谷川勇也(ソフトバンク)
13年:24試 率.418 本3 点18
14年:24試 率.301 本2 点13
山田哲人(ヤクルト)
14年:24試 率.378 本4 点15
15年:?
※()は当時の所属球団