○ メッツ 4 － 3　マーリンズ ●
＜現地時間5月31日　シティ・フィールド＞

　マーリンズのイチローは現地時間31日、敵地でのメッツ戦に「5番・中堅」で先発出場。1安打を放ってメジャー通算安打を2877本とし、オマー・ビスケルと並んで歴代40位タイに浮上した。

　このところはベンチを温める機会も増え、出番なしに終わる日も少なくなかったイチロー。この日は5番で8試合ぶりとなるスタメン入りを果たし、メッツの42歳右腕バートロ・コローンと今シーズン3度目の対戦となった。

　イチローは2回、先頭で回った第1打席でセンター前ヒットを放ち、5試合ぶりとなる安打を記録。今シーズン33本目の安打は、メジャー通算2877本目。並んでいたメル・オットを抜き、歴代40位のオマー・ビスケルに並んだ。

　このあと、後続の安打で三塁まで進むと、味方の内野ゴロの間に生還。同点のホームを踏み、得点も記録した。

　その後は第2打席で三飛に倒れると、第3打席も遊ゴロ。7回の守備からイチローの打順に投手のシシェクが入り、途中交代となった。チームも逆転は叶わず、そのまま1点差で敗れている。

　結局、この日は3打数1安打で得点がひとつ。5試合ぶりの安打で、打率を.287とした。